研究課題/領域番号 |
19591371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 昭和大学 (2008) 埼玉医科大学 (2007) |
研究代表者 |
岩波 明 昭和大学, 医学部・精神医学教室, 准教授 (80276518)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | auditory hallucinations / schizophrenia / ERP / N1 / corollary discharge / 幻聴 / 事象関連電位 / 思考障害 / 随伴発射 / 統合失調症 |
研究概要 |
事象関連電位N1成分は刺激の受容を反映し、聴覚刺激に対して約100ミリ秒後に出現する陰性成分である。幻聴の生成と関連することが想定されているcorollary dischargeのシステムによるN1成分の振幅の変化がみられるかどうか検討するため、健常者および統合失調症患者を対象として、聴覚刺激を用いて発声条件における事象関連電位の記録を行った。この結果、健常者においては、発声条件においてN1振幅の減少がみられた。これに対して統合失調症患者においては、この効果は認められなかった。この結果は、corollary dischargeの障害が統合失調症の病態に関連することを示唆している。
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