研究課題/領域番号 |
19591383
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
小路 純央 久留米大学, 医学部, 講師 (50343695)
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研究分担者 |
森田 喜一郎 久留米大学, 高次脳疾患研究所, 教授 (20140642)
松岡 稔昌 久留米大学, 医学部, 助教 (60441664)
森 圭一郎 久留米大学, 久留米大学, 助教 (20399182)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 認知症 / アルツハイマー病 / 探索眼球運動 / 事象関連電位 / 認知科学 / 高次脳機能 |
研究概要 |
アルツハイマー型認知症(以下ATD)の早期発見早期治療を目的として、軽度認知障害(以下、MCI)やAD患者に対して、探索眼球運動や脳波のトポグラフィー解析及び事象関連電位のLORETA解析と、従来行われてきた神経心理学的検査の他、MRIやSPECTなど脳統計画像解析による計測とを同時期に検査を行うことで、健常者とMCIや認知症の初期から脳の器質的変化と、脳の機能的変化との関連を比較検討してきた。その結果健常者に比較して、ATD患者は探索眼球運動で有意に注視停留点総数の減少、総移動距離の短縮が認められ、反応探索スコアの減少が認められた。また事象関連電位のLORETA解析では、側頭・頭頂葉領域の活動性の低下が示唆された。MCI患者においても、比較的早期より反応探索スコアの減少、LORETA解析における側頭・頭頂葉領域の活動性の低下を示唆するハイリスク群が認められた。脳統計画像解析では、主に若年型ATD患者や一部のMCI患者で、明らかな海馬や海馬傍回の萎縮を認める以前に側頭頭頂領域での萎縮、SPECT所見で同部位の血流低下が認められており、これら結果との関連も続けて研究している。
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