研究課題
基盤研究(C)
腫瘍への薬剤移行量は、照射で誘導される腫瘍血流の増量と透過性亢進により、著しく高まった。血流遮断による薬剤の腫瘍内停留時間の延長は最大で2倍だった。低分子薬剤は、腫瘍循環を完全に止めても、拡散によって腫瘍から流出したからである。本研究の最大の成果は、血流遮断のタイミングが治療効果の決定要因であり、照射後の腫瘍血流増量がピークに達する時点で遮断を行うと、副作用の助長なく顕著な再発防止と有意の延命効果が得られることを見出したことである。
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放射線生物研究 45巻(印刷中)
40017338092
J Pharm Sci 99
ページ: 2914-2925
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Cancer Sci 99
ページ: 1485-1491
10024009085
Cancer Science 99
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Cancer Science 99(In press)