研究課題/領域番号 |
19591476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
井上 芳徳 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (70280964)
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研究分担者 |
梅田 誠 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (90193937)
中村 裕昭 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80073021)
菅野 範英 (菅野 載英) 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (60332631)
地引 政利 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (50422481)
工藤 敏文 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 医員 (50431911)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 閉塞性動脈硬化症 / バージャー病 / 歯周病 / 血小板凝集 / 血管内皮細胞 / 老化 |
研究概要 |
代表的な歯周病菌であるPorphyromonas gingivalis(Pg菌)は、血液成分中の血小板と反応し血小板凝集を惹起することが確認された。表皮ブドウ球菌では、血小板凝集はわずかにしか認められず、有意な血小板凝集を惹起しており、電子顕微鏡による観察では血小板に取り囲まれるとともに血小板内に取り込まれる像が観察された。種々の抗血小板薬による反応の変化から、血小板内Ca^<2+>移動およびCa^<2+>カルモデユリン依存性のミオシン軽鎖キナーゼ活性化を引き起こし、最終的にはMLCリン酸化からGPIIb/IIIa凝集に至ると推定された。Pg菌の持続投与により末梢血管とくに下腿動脈領域の小口径動脈に血栓形成を惹起することより、臨床においても歯周病菌により小口径動脈での血栓症が発生しうることが示唆された。
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