研究課題/領域番号 |
19591572
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
藤原 由規 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10258155)
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研究分担者 |
吉川 麗月 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (90319864)
辻村 亨 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20227408)
玉置 知子 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (10172868)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / Hh signal / 食道癌 / 化学放射線療法 / 進行食道癌 / ニッチ / 外科 / 癌 / Biomarker |
研究概要 |
BMI1 は、hedgehog(Hh) pathway のDownstreamに位置し、癌幹細胞の増殖、血液幹細胞、神経細胞、腸管細胞のself-renewalに重要な役割を果たすことが知られている。近年の私どもの報告では、Hh signal活性化は、進行食道癌の早期再発が予測されることを報告してきた。しかしながら術前化学放射線療法(以下CRTと略する)を行った食道扁平上皮がんにおけるBMI1発現の臨床的意義については明らかにされていない。食道扁平上皮がんと診断され、術前CRTを行った78名の患者を検討した。その結果、24名の患者はBMI1 陽性であった。BMI1 陽性患者の予後は、そうでない患者に比べ有意に不良であった(mean DFS time : 16.8 vs 71.2 months ; 3-yr DFS : 13.3% vs49.9%,p=0.002 ; OS time 21.8 vs 76.6 months ; 3-yr OS 16.2% vs 51.7%,p=0.0005)。p16 とBMI1 発現の相関性は認めなかった。 今回の研究は、(1)BMI1発現は、進行食道癌CRT後切除患者の早期再発と予後のPredictorとなりえる。 (2)Hh pathwayにおけるBMI1 signalの活性化は、進行食道癌CRT後の癌再発と進行のpromotionする可能性がある。
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