研究課題/領域番号 |
19591750
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中川 晃一 千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (30400823)
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研究分担者 |
和田 佑一 帝京大学, 医学部, 教授 (10282485)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 関節病学 / 関節軟骨修復 / 滑膜細胞 / 細切軟骨 / 移植 / 幹細胞 / 軟骨分化 / 脂肪細胞 / 軟骨細胞 / 共培養 |
研究概要 |
[目的]体外での培養を行わない新しい移植法の開発を目指し、細切軟骨片と滑膜由来幹細胞の同時移植が、滑膜細胞の軟骨分化に与える影響を検討した。[方法]ウサギ滑膜細胞を1時間酵素処理にて分離しフィブリンゲル内に包埋した。滑膜細胞のみを含むSC群、細切軟骨片と滑膜細胞を含むAC+SC群、細胞を含まないNC群を作製してヌードマウスの皮下に移植し、組織学的および生化学的検討を行った。[結果]AS+SC群ではSC群と比較してSafranin-Oにてより強く染色される傾向を認め、重量あたりのプロテオグリカン含有量も有意に増加していた。またAS+SC群ではII型コラーゲンおよびSOX9の発現が有意に促進された。[考察]細切軟骨片とともに移植した滑膜由来幹細胞は、軟骨片からの刺激により軟骨様細胞へ分化したと考えられた。本研究の結果を応用し、細切軟骨片と滑膜細胞を同時に含む移植片を作製することで、新しい一期的な関節軟骨修復法が可能と思われる。
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