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急性ストレス時の鎮痛反応におけるニューロステロイドの役割

研究課題

研究課題/領域番号 19591777
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関筑波大学

研究代表者

福田 妙子  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (40228911)

研究分担者 久野 節二  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (70136216)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード疼痛治療学 / ニューロステロイド / アロプレグナノロン / 鎮痛作用 / 出血性ショック / チトクロームP450scc
研究概要

急性ストレス後に生ずる鎮痛作用は、Stress induced Analgesia(SIA)として以前から知られているが、メカニズムは解明されていない。本研究の目的は、このメカニズムにニューロステロイドが関与するか調査することと、その鎮痛作用を今後臨床応用できるか検討することである。出血性ショックから回復させたラットの脳脊髄神経を免疫染色したところ、中脳より上の上位中枢でニューロステロイド産生細胞の活動が活発化していることが判明した。アロプレグナノロン(ニューロステロイドの1種)をラットに投与すると鎮痛作用を示したが、この作用における副腎皮質ホルモン増減の影響は少なかった。以上まとめると、SIAにニューロステロイドが関与している可能性はあるが、単独使用での鎮痛作用は十分とは言えず古典的ステロイドホルモンの影響も少なかったので、今後鎮静薬併用などの研究が必要と考えられた。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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