研究課題/領域番号 |
19591829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 国立循環器病センター(研究所) |
研究代表者 |
秋山 剛 国立循環器病センター, 心臓生理部, 室長 (70202554)
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研究分担者 |
北川 裕利 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (50252391)
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連携研究者 |
北川 裕利 滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (50252391)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 神経科学 / 循環器・高血圧 / 自律神経 / 心筋虚血 / 心筋虚血・再灌流 / 心臓交感神経 / 心臓迷走神経 / ノルエピネフリン / アセチルコリン / ミオグロビン / マイクロダイアリシス法 / myocardial ischemia / norepinephrine / acetylcholine / myoglobin / na^+-K^+pump / sevoflurane / remifentanil |
研究概要 |
本研究では、心臓マイクロダイアリシス法を用い、虚血・再灌流時における交感・副交感神経傷害の発生機序、自律神経傷害の心筋細胞傷害に及ぼす影響、ならびpre-conditioningが自律神経傷害ならびに心筋細胞傷害を軽減するかを検討した。虚血・再灌流時の虚血部心臓交感・副交感神経傷害に関して、心虚血時に虚血部交感神経終末から非開口分泌によりnorepinephrine(NE)が大量に放出されるが、その一部は、心臓内PNMTによりepinephrine(Epi)に変換された。また、心虚血時の虚血部交感・副交感神経終末からのNEおよびAch放出は、神経活動とは関係なく放出されるが、その機序として、虚血時に起こるNa^+-K^+ ATPaseのブロックが関わっていた。さらに、心虚血時の虚血部交感・副交感神経終末からのNEおよびAchの放出の程度は、虚血の程度に深く関わっていた。虚血・再灌流時の虚血部心筋細胞傷害に関して、心虚血時に虚血部交感神経終末からの非開口分泌によってNE が放出されるが、それを抑制しても、虚血・再灌流時の心筋細胞傷害に影響はなかった。また、迷走神経電気刺激により心虚血・再灌流時の心筋細胞傷害は減弱したが、これは心拍数低下にともなう心筋酸素消費量の低下によるところが大きかった。さらに、虚血前の吸入麻酔薬sevoflurane投与は、心臓に直接作用して虚血・再灌流時の心筋細胞傷害を軽減した。
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