• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

モノクローナル抗体RM2を用いたPET用前立腺癌イメージング薬剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19591838
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関福井大学

研究代表者

大山 伸幸  福井大学, 医学部・附属病院, 講師 (20223977)

研究分担者 横山 修  福井大学, 医学部, 教授 (90242552)
伊藤 秀明  福井大学, 医学部, 助教 (00345620)
楠川 直也  福井大学, 医学部・附属病院, 医員 (80372499)
藤林 康久  福井大学, 高エネルギー・医学研究センター, 教授 (50165411)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード前立腺癌 / モノクローナル抗体 / PET / 核医学画像診断 / RM2 / 細胞実験 / 動物実験 / 核医学画像診
研究概要

本研究では、モノクローナル抗体RM2を放射性同位体で標識した^(125)I-RM2が前立腺癌画像診断において有用なトレーサーとなり得るかを基礎的実験を用いて検討した。具体的な項目として(1)^(125)I-RM2は前立腺癌細胞に集積するか、(2)^(125)I-RM2の前立腺癌細胞集積はRM2抗原に特異的に結合することによるの、(3) 動物実験において、^(125)I-RM2は前立腺癌に集積するか、について検討した。実験結果としては、(1) 前立腺癌細胞である、PC-3、LNCaPいずれの細胞においても、^(125)I-RM2は経時的に集積することを示した。(2) また、乳癌細胞であるMCF-7への^(125)I-RM2の集積は少なく、経時的な集積の増加もほとんど認めなかった。(3) あらかじめ、癌細胞にRM2を添加しておくと、PC-3に対する^(125)I-RM2集積は抑制されたが、MCF-7に対する影響はほとんど認めなかった。(4)ヌードマウスにヒト前立腺癌細胞を移植し、動物に^(125)I-RM2を投与すると、^(125)I-RM2は腫瘍組織に高集積を示した。これら結果より、^(125)I-RM2は前立腺癌細胞に集積し、その集積はRM2による前処置により抑制されることから、^(125)I-RM2の集積は、前立腺癌細胞のRM2抗原に特異的に結合することによると推測された。よって、RM2を用いた核医学画像診断法が、前立腺癌の画像診断に有用となる可能性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Monoclonal antibody RM2 as a new tracer of nuclear imaging for prostate cancer2009

    • 著者名/発表者名
      Hasegawa Y, Oyama N, Nagase K, Akino H, Miwa Y, Fujibayashi Y, Furukawa T, Arai Y, Saito S, Yokoyama O
    • 学会等名
      2009 Annual Meeting of American Urological Association
    • 発表場所
      Chicago, USA
    • 年月日
      2009-04-16
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] RM2を用いた前立腺癌画像診断法開発のための基礎的研究-第一報2008

    • 著者名/発表者名
      森永陽子、大山伸幸、長瀬桂子、藤林康久、古川高子、斉藤誠一、荒井陽一、横山修
    • 学会等名
      第60回泌尿器科学会西部総会
    • 発表場所
      北九州市
    • 年月日
      2008-11-08
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] RM2を用いた前立腺癌画像診断法開発のための基礎的研究-第一報2008

    • 著者名/発表者名
      森永陽子, 大山伸幸, 長瀬桂子, 藤林康久, 古川高子, 斉藤誠一, 荒井陽一, 横山修
    • 学会等名
      第60回日本泌尿器科学会西日本総会
    • 発表場所
      北九州
    • 年月日
      2008-11-07
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

URL: 

公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi