ラット射精誘発モデルを用いた機能評価法の確立とその創薬ならびに副作用解析への応用

• 研究課題/領域番号: 19591884
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 泌尿器科学
• 研究機関: 東北薬科大学
• 研究代表者: 米沢 章彦 東北薬科大学, 薬学部, 准教授 (30167738)
• 研究協力者: 善積 克 ; 伊勢 慎之介
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: アンドロロジー / 射精障害 / 動物評価モデル / 創薬 / 副作用 / 前立腺肥大症治療薬 / 糖尿病 / 射精 / 機能評価 / 5-HT受容体subtype / 早漏 / dopamine受容体 / 射精障害治療薬 / 機能解析 / serotonin受容体

研究概要

本研究の目的は、「射精機能の定量的評価モデルの確立とその創薬ならびに副作用解析への応用」である。科学研究費の補助により、「ラットを用いた簡便かつ確実性・再現性の高い機能評価モデルの確立」に成功し、基礎における射精機能解析への道を開いた。更に、本モデルを用いて「セロトニンおよびドパミン受容体同時刺激による射精機能増強効果」を見出し創薬の方向性を決定するとともに、「前立腺肥大症治療薬の射精障害解析および糖尿病の射精障害解析とその予防」に関する研究に応用した。

研究成果

• [雑誌論文] Synergistic actions of apomorphine and m-chlorophenylpiperazine on ejaculation, but not penile erection in rats (2009)
  • 著者名/発表者名: Aki hi ko Yonezawa, Masaru Yoshizumi, Shin-nosuke Ise, Chizuko Watanabe, Hirokazu Mizoguchi, Katsuo Furukawa, Hiromichi Tsuru, Yukio Kimura, Masahito Kawatani, Shinobu Sakurada
  • 雑誌名: Biomedical Research 30 ページ: 71-78
  • NAID: 130004470740
  • 査読あり
• [雑誌論文] Synergistic actions of apomorphine and m-chlorophenylpiperazine on djaculation, but not penile erection in rats. (2009)
  • 著者名/発表者名: Akihiko Yonezawa
  • 雑誌名: Biomed.Res. 30 ページ: 71-78
  • 査読あり
• [雑誌論文] Effects of insulin replacement on ejaculatory dysfunction in streptozotocin-induced diabetic rats (2009)
  • 著者名/発表者名: Akihiko Yonezawa
  • 雑誌名: Int. J. Urol. 16 ページ: 208-211
  • NAID: 10025196460
  • 査読あり
• [雑誌論文] Effects of insulin replacement on ejaculatory dysfunction in streptozotocin-induced diabetic rats (2008)
  • 著者名/発表者名: Akihiko Yonezawa, Manabu Ebiko, Masaru Yoshizumi, Shin-Nosuke Ise, Chizuko Watanabe, Hirokazu Mizoguchi, Yukio Kimura, Shinobu Sakurada
  • 雑誌名: International Journal of Urology 16 ページ: 208-211
  • NAID: 10025196460
  • 査読あり
• [雑誌論文] 男性性機能:動物実験からの評価と問題点、射精機能評価のための動物実験 (2008)
  • 著者名/発表者名: 米澤章彦、伊勢慎之介、木村行雄、櫻田忍
  • 雑誌名: アニテックス 20(1) ページ: 13-17
• [雑誌論文] Ejaculatory response induced by a 5-HT2 receptor agonist m-CPP in rats: Differential roles of 5-HT2 receptor subtypes (2008)
  • 著者名/発表者名: Akihiko Yonezawa, Manabu Ebiko, Masaru Yoshizumi, Shin-Nosuke Ise, Chizuko Watanabe, Hirokazu Mizoguchi, Yukio Kimura, Shinobu Sakurada
  • 雑誌名: Pharmacology Biochemistry Behavior 88 ページ: 367-373
  • 査読あり
• [雑誌論文] Ejaculatory response induced by a 5-HT2 receptor agonist m-CPP in rats;Differential roles of 5-HT2 receptor subtypes (2008)
  • 著者名/発表者名: Akihiko Yonezawa
  • 雑誌名: Pharmacol. Biochem. Behav 88 ページ: 367-373
  • 査読あり
• [雑誌論文] 特集:男性性機能:動物実験からの評価と問題-射精機能評価のための動物実験- (2008)
  • 著者名/発表者名: 米澤 章彦
  • 雑誌名: アニテックス 20 ページ: 13-17
  • 査読あり
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emission発現における5-HT_2受容体サブタイプの役割 (2010)
  • 著者名/発表者名: 萬谷優
  • 学会等名: 第20回日本性機能学会東部総会
  • 発表場所: 東邦大学(東京)
  • 年月日: 2010-02-06
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emissionに及ぼすα1-アドレナリン受容体遮断薬連続投与の影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 伊勢慎之介
  • 学会等名: 第20回日本性機能学会東部総会
  • 発表場所: 東邦大学(東京)
  • 年月日: 2010-02-06
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emission発現における5-HT2受容体サブタイプの役割 (2010)
  • 著者名/発表者名: 萬谷優、米澤章彦、善積克、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、河谷正仁、櫻田忍
  • 学会等名: 第20回日本性機能学会東部総会
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emissionに及ぼすα1-アドレナリン受容体遮断薬連続投与の影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 伊勢慎之介、米澤章彦、萬谷優、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、河谷正仁、櫻田忍
  • 学会等名: 第20回日本性機能学会東部総会
• [学会発表] 櫻田忍性機能障害の研究と臨床における各分野での連携 (2009)
  • 著者名/発表者名: 米澤章彦、木村行雄
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会東部総会
• [学会発表] 性機能障害の研究と臨床における各分野での連携-基礎の立場から- (2009)
  • 著者名/発表者名: 米澤 章彦
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会東部総会
  • 発表場所: 長野
• [学会発表] ラット射精誘発モデルを用いたα-アドレナリン受容体サブタイプの機能解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 米澤章彦、木村行雄、河谷正仁、櫻田忍
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emissionを指標としたα1-アドレナリン受容体遮断薬の射精障害解析-受容体サブタイプの特定- (2008)
  • 著者名/発表者名: 伊勢慎之介、米澤章彦、善積克、蛯子学、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、河谷正仁、櫻田忍
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
• [学会発表] Apomorphineおよびm-CPP併用投与による射精機能増強効果-脳室内および脊髄腔内投与による解析- (2008)
  • 著者名/発表者名: 善積克、米澤章彦、伊勢慎之介、蛯子学、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、櫻田忍
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
• [学会発表] I型糖尿病モデルラットの射精機能障害に対するインスリンの効果 (2008)
  • 著者名/発表者名: 蛯子学、米澤章彦、善積克、伊勢慎之介、渡辺千寿子、溝口広一、岩崎雅弘、木村行雄、櫻田忍
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emissionに及ぼすα1-アドレナリン受容体遮断薬連続投与の影響 (2008)
  • 著者名/発表者名: 伊勢慎之介、米澤章彦、善積克、蛯子学、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、河谷正仁、櫻田忍
  • 学会等名: 第17回泌尿生殖器における信号物質の局在と役割に関する研究会
• [学会発表] ラット射精誘発モデルを用いたα-アドレナリン受容体サブタイプの機能解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 米澤 章彦
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
  • 発表場所: 秋田
• [学会発表] ラットのspontaneous seminal emissionを指標としたα1-アドレナリン受容体遮断薬の射精障害解析-受容体サブタイプの特定- (2008)
  • 著者名/発表者名: 伊勢 慎之介, 米澤 章彦
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
  • 発表場所: 秋田
• [学会発表] Apomorphineおよびm-CPP併用投与による射精機能増強効果-脳室内および脊髄腔内投与による解析- (2008)
  • 著者名/発表者名: 善積 克, 米澤 章彦
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
  • 発表場所: 秋田
• [学会発表] I型糖尿病モデルラットの射精機能障害に対するインスリンの効果 (2008)
  • 著者名/発表者名: 蛯子 学, 米澤 章彦
  • 学会等名: 第19回日本性機能学会学術総会
  • 発表場所: 秋田
• [学会発表] ラットのspontaneous seminalemissionを指標としたα1-アドレナリン受容体遮断薬の射精障害解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 伊勢慎之介、米澤章彦、善積克、蛯子学、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、河谷正仁、櫻田忍
  • 学会等名: 第18回日本性機能学会
• [学会発表] Apomorphineおよびm-CPP併用投与による射精機能増強効果-ラット精嚢での機能評価- (2007)
  • 著者名/発表者名: 善積克、米澤章彦、伊勢慎之介、蛯子学、渡辺千寿子、溝口広一、木村行雄、櫻田忍
  • 学会等名: 第18回日本性機能学会
• [学会発表] Synergitic action of dopamine D2-like and 5-HT2C receptor agonists on the ejaculatory receptor in rats (2007)
  • 著者名/発表者名: Masaru Yoshizumi, Akihiko Yonezawa, Manabu Ebiko, Shin-nosuke Ise, Chizuko Watanabe, Hirokazu Mizoguchi, Yukio Kimura, Shinobu Sakurada
  • 学会等名: 1th BIENNIAL MEETING OF THE ASIA PACIFIC SOCIETY FOR SEXUAL MEDICINE
  • 発表場所: Korea
• [学会発表] ラットのSpontaneous seminal emissionを指標としたα1-アドレナリン受容体遮断薬の射精障害解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 米澤 章彦
  • 学会等名: 第18回日本性機能学会
  • 発表場所: 岡山
• [学会発表] Apomorphineおよびm-CPP併用投与による射精機能増強効果-ラット精嚢での機能評価- (2007)
  • 著者名/発表者名: 米澤 章彦
  • 学会等名: 第18回日本性機能学会
  • 発表場所: 岡山
• [学会発表] Synergitic action of dopanune D2-like and 5-HT2C receptor agonists on theejaculatory response in rats (2007)
  • 著者名/発表者名: Akihiko Yonezawa
  • 学会等名: 11th BIENNIAL MEETING OF THE ASIA PACIFIC SOCIETY FOR SEXUAL MEDICINE
  • 発表場所: Korea
• [備考]
  • URL: http://www.tohoku-pharm.ac.jp/new/index.html
• [備考]
  • URL: http://www.tohoku-pharm.ac.jp/new/index.html