研究課題/領域番号 |
19591918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
首藤 聡子 北海道大学, 北海道大学病院, 助教 (10399892)
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研究分担者 |
櫻木 範明 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70153963)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | PRDC / BMP / 癌-間質相互作用 / 子宮体癌 / 子宮頸癌 / 卵巣癌 / 卵巣がん |
研究概要 |
Bone morphogenetic protein (BMP)アンタゴニストであるPRDC (Protein related to DAN and cerberus)の腫瘍増殖促進効果を検証することを目的として本研究を行った。 子宮体癌組織を用いたRT-PCRにおいてPRDCの発現レベルがコントロールに比し高い傾向にあった。またin situ hybridizationでPRDCは間質でより発現レベルが高い傾向が認められた。婦人科腫瘍細胞株(子宮体癌・卵巣癌)を用いた実験では、PRDC転写産物の発現をRT-PCRを用いて確認した。 婦人科腫瘍細胞株の細胞増殖に対するBMP関連タンパクの増殖抑制効果は認められなかった。また、各種婦人科細胞株に対するsi-RNAを行ったが、細胞増殖に対する変化は認められなかった。リコンビナントPRDC添加により細胞増殖が促進される傾向が認められたが、コントロールに比べ有意差がなく、追加検討を施行中である。 子宮体癌の初代培養細胞に対するPRDCをはじめとするBMP関連タンパクの細胞増殖に及ぼす効果は認められなかった。
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