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融合遺伝子を標的とした横紋筋肉腫胞巣型に対する分子標的治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19592056
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児外科学
研究機関地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター(研究所) (2008)
大阪大学 (2007)

研究代表者

米田 光宏  大阪府立母子保健総合医療センター, 研究員 (30372618)

研究分担者 福澤 正洋  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60165272)
大植 孝治  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (50314315)
連携研究者 福澤 正洋  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60165272)
大植 孝治  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (50314315)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード横紋筋肉腫 / 融合遺伝子 / RNA干渉 / 分子標的治療 / Hedgehog signaling pathway
研究概要

当初、難治性小児悪性固形腫瘍である横紋筋肉腫の中でも極めて予後不良である胞巣型横紋筋肉腫に対し、特徴的な融合遺伝子に着目して、これを分子標的として抗腫瘍効果を得ることを計画した。しかし研究途上において、他施設より融合遺伝子に対するRNA 干渉を行うと細胞増殖抑制が得られるとされる論文が発表された。そこで、新たな横紋筋肉腫の分子標的として、最近成人の悪性腫瘍で注目されているHedgehog signaling pathway に着目し、その構成転写因子であるGli1 の発現を検討したところ、横紋筋肉腫細胞株において発現亢進が認められた。そこでまた、Gli1 に対する阻害剤であるFSK を投与したところ、濃度依存性に細胞増殖を抑制することができた。この点に着目し、ヌードマウスに移植した横紋筋肉腫に対し、FSK を投与したところ、腫瘍増殖抑制効果を得ることができた。したがって横紋筋肉腫に対する分子標的としてHedgehog signaling pathway が有力であることが明かとなった。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 小児悪性固形腫瘍に対するHedgeho signal pathwayの治療標的としての可能性について2009

    • 著者名/発表者名
      山中宏晃・大植孝治・上原秀一郎・福澤正洋
    • 学会等名
      第46回日本小児外科学会総会
    • 発表場所
      大阪
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 小児横紋筋肉腫に対するHedgehog シグナル活性化とその阻害剤による増殖抑制効果について2008

    • 著者名/発表者名
      山中宏晃・大植孝治・福澤正洋
    • 学会等名
      第21 回日本バイオセラピィ学会
    • 発表場所
      文京区
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [学会発表] 小児横紋筋肉腫に対する Hedgehog シグナル活性化とその阻害剤による増殖抑制効果について2008

    • 著者名/発表者名
      山中宏晃, 大植孝治, 福澤正洋
    • 学会等名
      第21回日本バイオセラピィ学会
    • 発表場所
      東京ドームホテル
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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