研究課題/領域番号 |
19592101
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
増野 智彦 日本医科大学, 医学部, 助教 (00318528)
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研究分担者 |
佐藤 格夫 日本医科大学, 医学部, 助教 (30409205)
横田 裕行 日本医科大学, 医学研究科, 教授 (60182698)
鈴木 崇生 日本医科大学, 医学部, 助教 (40328810)
山本 保博 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70125079)
相星 淳一 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (50256913)
小池 薫 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (10267164)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ショック / 腸管リンパ液 / 脂質メディエータ / 腸管虚血 / ホスホリパーゼA2 / 臓器障害 / 腸間膜リンパ / 出血性ショック |
研究概要 |
出血性ショックにより生じる臓器障害発生機序解明を目的とした本研究より、出血性ショック後腸管リンパ液には虚血腸管より生物活性をもつメディエータが産生されることが確かめられた。ショック後腸管リンパ液中にはショック前には見られないPLA2タンパクが確認され、ショック後リンパ液のもつ生理活性はin vitroおよびin vivoでのPLA2阻害薬投与により抑制された。更に、ショック後に生じる肺障害は、PLA2阻害薬投与により軽減された。以上の結果から、出血性ショック後臓器障害の発生には、出血性ショック・蘇生により腸管リンパ液内に産生されるPLA2由来メディエータが関与していることが示唆された。
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