研究課題/領域番号 |
19592115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
三宅 洋一郎 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (80136093)
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研究分担者 |
弘田 克彦 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 講師 (60199130)
根本 謙 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (10218274)
小野 恒子 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (40035514)
鹿山 鎭男 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (50432761)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 口腔細菌学 / バイオフィルム / 遺伝子 / 感染症 / 抗生物質 / 細菌 / 歯学 |
研究概要 |
本研究では、バイオフィルム形成のモデルとしてよく研究されている緑膿菌を用いた。pslクラスターがバイオフィルム形成する過程において近年、cyclie-di-GMP(c-di-GMP)と呼ばれるセカンドメッセンジャーの関与が明らかになってきた。c-di-GMPとバイオフィルム形成の関与を探索するにあたり、c-di-GMPの産生に関与するWsp領域の検討を行うことにした。pMMB67HEのマルチクローニングサイトにwspF ORFを含む領域を挿入したものをPAOl株に導入することにより、表現型にもたらす影響について検討した。親株にwspF遺伝子を導入することにより、Vogel-Bonner最小培地にて観察されるコロニーがムコイド状に変化した。これは細胞内c-di-GMP量の減少によるものであると推察された。また、親株ではバイオフィルムを形成する以前の物理的な付着状態の段階でカルバペネム系抗菌薬のピアペネムに対して抗菌薬抵抗性が上昇するが、wspF遺伝子をプラスミドにて導入した株では付着による抗菌薬抵抗性の著しい上昇はみられなかった。これらの結果より、付着菌の抗菌薬抵抗性の上昇には、c-di-GMPが関与することが推察された。
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