研究課題/領域番号 |
19592148
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
筑波 知子 (門脇 知子) 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (70336080)
|
研究分担者 |
山本 健二 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (40091326)
筑波 隆幸 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30264055)
瀧井 良祐 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (00419558)
|
連携研究者 |
瀧井 良祐 山口大学, 大学院・医学研究院, 助教 (00419558)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 歯周病 / 細菌感染 / 糖尿病 / 動脈硬化 / 生活習慣病 / プロテアーゼ / インスリン抵抗性 / 動脈硬化症 / P. gingivalis / ジンジパイン / P.gingvalis / ジンジバイン |
研究概要 |
近年、歯周病や歯の喪失がさまざまな生活習慣病の危険因子になる可能性が指摘されている。この研究は、歯周病が生活習慣病の発症や増悪に働く分子メカニズムを解明する目的で行なわれた。歯周病の原因菌であるジンジバリス菌をマウスに感染させると典型的な高脂血症を呈した。感染によって、生活習慣病予防因子の血中アディポネクチンやレプチンは減少し、危険因子であるTNFαが増加した。解剖学的には肝臓および膵臓に異常を認めた。この菌の病原因子であるジンジパインという酵素を欠損した菌では、このような変化は軽微であったことから、本菌がジンジパインを介して、動脈硬化症や糖尿病増悪をきたすことが示唆された。
|