研究課題/領域番号 |
19592209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 奥羽大学 |
研究代表者 |
横瀬 敏志 奥羽大学, 歯学部, 教授 (90245803)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | レーザー / 低エネルギー / 硬組織 / 再生療法 / 炭酸ガスレーザー / 骨組織再生 / メカニカルフォース / 骨組織 / 細胞培養 |
研究概要 |
骨組織は機械的な刺激に対して反応する組織である。これをWolff の法則という。炭酸ガスレーザー照射は骨組織に対して有用な機械的刺激であり、骨組織の誘導が可能である。そこでこの骨誘導のメカニズムを解明して、炭酸ガスレーザーを骨組織の再生療法に応用する方法を確立するための基礎データーをえることは歯科保存領域の骨再生療法の発展に寄与するものである。本件研究はここに着目して、炭酸ガスレーザーの低エネルギー効果を骨組織で検証した。その結果、低エネルギー炭酸ガスレーザー照射では骨形成を誘導することが可能であることが分かった。さらにこれらの骨誘導に関連して、骨芽細胞の分化促進にosteopontinn の発現が必要であり、また、レーザーの刺激を伝達す役目には骨細胞が重要な役割を果たしていることが分かった。さらにこの刺激の伝多雨にはWnt シグナルが関与していることが明らかとなった。これらの結果は今後炭酸ガスレーザーを骨再生療法に応用する上で極めて有用な基礎データになるものである。
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