研究課題/領域番号 |
19592238
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
香川 和子 広島大学, 病院, 助教 (60432671)
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研究分担者 |
洪 光 東北大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (70363083)
貞森 紳丞 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (40187167)
濱田 泰三 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (50034244)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 口腔乾燥症 / 口腔内潤滑補助剤 / 生薬 / 潤滑補助剤 |
研究概要 |
本研究では口腔乾燥症治療効果がある生薬に注目し、これらの生薬エキスを試作口腔内潤滑補助剤に配合することにより、口腔乾燥症治療効果を持つ義歯床のぬれが改善できる試作口腔内潤滑補助剤の開発を目的とした。 本研究では、口腔乾燥症の治療効果がある生薬から抽出したエキスを使用し、これらの成分の生体に与える毒性の質的および量的解明および唾液分泌量に及ぼす影響、セリシンを含む化学組成成分が試作口腔内潤滑補助剤の理工学的性質に及ぼす影響について検討を行った。実験項目は生薬エキスがラット耳下腺管腔膜のAQP5の分布および量に及ぼす影響、組成成分が試作材料の粘度、粘着強さに及ぼす影響などについて測定を行った。その結果、口腔内潤滑補助剤の組成成分を適切に組み合わせることにより、耐久性が改善でき、さらに口腔乾燥症に有効である生薬成分の配合も可能で、口腔乾燥症に用いる生薬成分配合口腔内潤滑補助剤の開発が可能であることが示唆された。
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