研究課題/領域番号 |
19592417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 鶴見大学 (2008) 国立保健医療科学院 (2007) |
研究代表者 |
野村 義明 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (90350587)
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研究分担者 |
花田 信弘 鶴見大学, 歯学部, 教授 (70180916)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 再石灰化 / QLF / ICDAS / 歯科健診 / 初期齲〓 / 診断基準 / 初期齲蝕 |
研究概要 |
小学4年生144名を対象とし、左右上顎中の唇面の初期脱灰の検査を行った。2名の学校歯科医による視診の一致率は62%であった。QLF画像との一致では、QLFで初期脱灰層ありと判定した者61名のうち学校歯科医1で25名がなしと判定し、学校歯科医2で4名がなしと判定した。また、QLFで初期脱灰層なしと判定した83名のうち、学校歯科医1で28名、学校歯科医2で58名に初期脱灰層ありと判定していた。それぞれのQLFによる診断との一致率は63.19%、56.94%であった。現在ICDASが初期齲蝕の診断も含めて提唱されているが、本研究の結果からも現時点における視診に現時点における視診による診断にはかなりの限界があり、より客観的な診断法の確立普及とそれにともなうスクリーニングシステムとしての視診による診断の教育プログラムの確立が急務であることが示唆された。
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