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手術部位感染を引き起こす要因と看護ケアとの関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19592442
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

西尾 奈緒美 (山田 奈緒美)  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 講師 (20437445)

研究分担者 真田 弘美  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50143920)
片岡 陳正 (片岡 陳止)  神戸大学, 医学部, 准教授 (80071398)
研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードSSIサーベランス / 創傷管理 / スキンケア / 創傷被覆材 / 消化器外科 / 創傷被服材
研究概要

手術部位感染の発生は入院期間を延長させ患者のQOLを低下させるといわれているが、手術部位のスキンケアについては明確にされていない。今回、消化器外科手術を行う41症例に対して、2種類の創傷被覆材を用い創傷被覆材貼付部位における皮膚の生理機能と細菌発生の実態調査を行った。今回の調査では、SSI発生が少なく、差は確認できなかった。しかし、A群の創傷部位にコアグラーゼ陰性ブドウ球菌の発生を多く認めた。また、皮膚生理機能においては、角質水分量の1項目でA群はB群より有意に高い値を示した。以上の結果より、A群では血塊ができやすく、細菌発生の素地となっている可能性が示唆された。看護ケアの介入については、手術後創傷部位に対し、A群では皮膚の水分量を整え、かつ一過性の菌を排除するスキンケアの介入が、B群では緑膿菌などの一過性の菌を排除するスキンケアの介入が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2009 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2008 2007

すべて 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 手術創における創傷被覆材内部の皮膚の実態看護ケア戸の関係について2010

    • 著者名/発表者名
      西尾奈緒美
    • 学会等名
      第19回 日本創傷・オストミー・失禁管理学会
    • 発表場所
      砂防会館・都市センターホテル(東京都)
    • 年月日
      2010-05-09
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 手術創における創傷被覆材貼付内部皮膚の実態と看護ケアとの関係について2010

    • 著者名/発表者名
      西尾奈緒美, 片岡陳正, 永田順子, 森島
    • 学会等名
      第19回日本創傷・オストミー・失禁管理学会
    • 発表場所
      砂防会館・都市センターホテル
    • 関連する報告書
      2009 研究成果報告書
  • [学会発表] 手術創分類クラスIIにおける創傷被覆材の種類と看護ケアとの関係について2008

    • 著者名/発表者名
      西尾 奈緒美
    • 学会等名
      第38回 日本創傷治癒学会
    • 発表場所
      立正大学石橋湛山記念講堂
    • 年月日
      2008-12-06
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 手術創分類クラスIIにおける創傷被覆材の種類と看護ケアとの関係について2008

    • 著者名/発表者名
      西尾奈緒美, 真田弘美, 片岡陳正
    • 学会等名
      第38回創傷治癒学会
    • 関連する報告書
      2009 研究成果報告書
  • [図書] どう観る、どう治す 実践に基づく最新褥瘡看護技術2007

    • 著者名/発表者名
      真田弘美
    • 総ページ数
      3
    • 出版者
      照林社
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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