研究課題/領域番号 |
19592454
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
諸江 由紀子 石川県立看護大, 看護学部, 助手 (00405060)
|
研究分担者 |
川島 和代 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (40157855)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 対応困難事例 / 自己評価 |
研究概要 |
今年度は8つのグループが主催した26の事例検討会にチューターとして参加し、データ収集を行った。事例検討会では、倫理的配慮からまず対応困難事例の解決を最優先し、各種文献や資料、視聴覚教材を用い、いずれも「方向性を見出せた」という反応を得た。事例検討後に、問題解決以前の事例提供者と患者との看護過程の構造について、「問いかけ的反映・合成像モデル」を用いて視覚化し、事例提供者に示したところ、「納得できた」「自分の傾向が見えた」などの反応を得た。 その中で、研究協力を得られた4名の事例提供者から資料の提供を得、インタビューを行い、別の対応困難事例における看護過程の構造を再び「問いかけ的反映・合成像モデル」で視覚化した。その際、研究者が「問いかけ的反映・合成像モデル」を用いて視覚化したものと、事例提供者のそれとではでは表現のしかた(特に看護師の判断過程いついて)に違いがみられ、「問いかけ的反映・合成像モデル」を用いて視覚化する際の基準が求められた。 そこで、研究協力者の対応困難事例を4事例を分析し、その特徴を抽出して、看護過程の構造を分析するための2つのカテゴリー、7つの視点と16の分析基準を敢り出した。これらをもとに視覚化のためのガイドラインを試作し、その成果の一部を石川看護雑誌第5巻に投稿した。
|