研究課題/領域番号 |
19592511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
服部 律子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (70273505)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 多胎児 / 育児支援 / ピアサポート / ネットワーク / エンパワメント / 多胎 / エンパワーメント / 育児 |
研究概要 |
多胎児支援のためのピア(仲間)サポートを実践するためのピアサポーター養成講座を開催し、実際にピアサポートを試験的に行った。地域多胎ネットワークの意義は、多胎児サークルの連携により、サークル活動の充実をはかることや、サークルの当事者が主体となる支援活動の展開(ピアサポート)、県内でネットワークをもつことにより、行政施策や医療機関との対等なやりとりがあげられた。地域多胎ネットワークを基盤としてピアサポート活動を行ったが、ピアサポートの効果としては、妊娠中のピアサポートでは「妊娠に伴うリスクに対する不安」「妊娠中の過ごし方に関する不安」「産後のふたごの育児や家族の変化へのイメージがつかないこと」「家族や職場の協力が得られないことや理解のなさに関する相談」「出産準備へのアドバイス」「地域の子育て支援の情報提供」があり多方面にわたりピアが多胎児の母親を支援していた。また育児期の支援では「産後の体調不良に関する悩みを聞く」「母乳や授乳の悩みを聞く」「多胎育児に伴う睡眠不足や育児の大変さに関する訴えの傾聴」「これからの育児への不安を受け止める」「多胎育児の方法についてのアドバイス」「援助者である家族との関係に関する悩みを聞く」「地域の双子サークルなど地域資源の紹介」があげられた。ピアサポーター自身の効果については、「双子を育てた自分の体験が役に立つ喜び」「自分の子育てを振り返り、自分を肯定的に認め自信を持つことができる」「ピアサポート活動により、人とのつながりが広がる」「育児に関する自分の考え方が広がる」「傾聴訓練は日常生活でも使えて有用であった」「訪問先のふたごの成長が楽しみでかわいいと思える」「自分と子どもの関係を見直すことができた」があげられ、ピア自身にも効果があることが示唆された。
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