研究課題
基盤研究(C)
本研究は、統合保育に参加する発達障害の子どもが他者とどのようにかかわるのか、社会的行動の性質や生成する生活体験とケアニーズについて1年間の変化過程を検討した。結果、発達障害の子どもの社会的行動は友好的で、遊びへ挑戦的に参加する行動が全体の約80%を占めた。また子どもの社会的行動は、時間変化以上に生活場面で変化した。子どもは「自由遊び場面」で、「玩具とのかかわり方」の学習を「人とのかかわり方」に還元して適応力を広げ、社会的行動の出現頻度と有効な行動の頻度を高めた。
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