研究課題/領域番号 |
19592590
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岡山 寧子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50150850)
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研究分担者 |
木村 みさか 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90150573)
小松 光代 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (20290223)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 高齢者 / 易脱水 / BIA法 / 体水分量 / スクリーニング / 定量化 / 易脱水性 |
研究概要 |
BIA法を用いて簡便に高齢者の脱水発症リスクをスクリーニングできる方法の開発を目的として、本研究では、BIA法による高齢者の体水分量推定の妥当性を総合的に検討する。そのために、(1)電極配置の違いからみたBIAの身体組成推定精度、(2)多周波BIA法を用いた細胞内外液分布の加齢変化、(3)多周波BIA法を用いた高齢者の下肢筋の特徴および移動機能との関連の3点を検討した。その結果、(1)BIAの精度は、近位モデルあるいは近位と遠位電極配置を組み合わせたモデルで精度の改善がみられた。(2)加齢に伴って下腿の細胞外液/体水分量が増加することが確認された。(3)筋総体積での筋細胞量の割合は、移動機能低下・加齢の順で影響を受けており、移動機能低下により下肢筋への機械的刺激が低下し、筋細胞量低下をもたらし、さらに下肢の筋ポンプ作用が低下するため、静脈還流量が低下して間質液が貯留し、浮腫が生じた状態と考えられた。
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