研究課題/領域番号 |
19601003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
大学改革・評価
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小林 雅之 東京大学, 大学総合教育研究センター, 教授 (90162023)
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研究分担者 |
岡本 和夫 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40011720)
中原 淳 東京大学, 大学総合教育研究センター, 准教授 (00342618)
西森 年寿 教養教育開発機構, 特任准教授 (90353416)
大多和 直樹 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教 (60302600)
両角 亜希子 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教 (50376589)
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連携研究者 |
大多和 直樹 東京大学, 大学総合教育研究センター, 助教 (60302600)
劉 文君 東京大学, 大学総合教育研究センター, 特任研究員 (80508408)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 教育学 / 大学評価 / 質保証 / 高等教育政策 / IR / 戦略的計画 |
研究概要 |
大学ベンチマークは、少数の比較対象となる大学を取り上げて,指標を作成して定量的あるいは定性的な比較を行う。これによって,個々の大学の特性を明らかにし,個別大学の改革の基礎的な知見を提供することを目的としている。このため、インターネットなどの公開情報や資料などによるベンチマークのためのデータを収集するとともに、イギリスと中国とアメリカでの実地調査に基づき、各国の大学のベンチマークの実態を比較検討した。各国では、それぞれの歴史的経緯から様々に異なるベンチマークを実施している。たとえば、イギリスでは学科目ベンチマークとして、定性的な指標のみであるのに対して、アメリカでは、Institutional Research(IR)や戦略的計画と関連して、定量的な指標によるベンチマークが盛んに実施されている。こうした点を考慮して、ベンチマーク指標について、定性的および定量的な両面から、検討した。特にベンチマークでは、少数の教育機関について、比較するため、指標が適切ではない場合、あるいはデータや測定に問題がある場合には、間違った結論に導かれやすい。このためアメリカでは、複数の大学によるコンソーシアムや団体を通じて、相互にデータを交換することで、ベンチマークのデータを正確にするよう努めている。これらの点に十分に留意しつつ、沿革・規模・学生・スタッフ・財政・授業料・奨学金について、指標を作成し、これに基づくベンチマークのモデルを作成した。これを用いて、アメリカ・イギリス・中国・日本の4カ国の9大学を選定し、それらの個別大学のベンチマークを実施した。これによって、規模などでは、比較的似ているのに対して、授業料・奨学金や財政構造には、大きな相違があることが明らかにされ、具体的な大学のベンチマークに有用なモデルを提示することができた。
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