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漫才の〈笑い〉に潜むオープンコミュニケーション構造の記述とモデル化

研究課題

研究課題/領域番号 19650045
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 知覚情報処理・知能ロボティクス
研究機関東京工科大学

研究代表者

飯田 仁  東京工科大学, メディア学部, 教授 (20350506)

研究分担者 岡本 雅史  東京工科大学, 片柳研究所, 客員准教授 (30424310)
大庭 真人  東京工科大学, 片柳研究所, 嘱託研究員 (20386775)
榎本 美香  東京工科大学, メディア学部, 助教 (10454141)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2008年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード漫才 / 笑い / オープンコミュニケーション / モデル化
研究概要

平成20年度は本研究課題の最終年度として(1)~(3)の3点に取り組んだ.
(1)査読付き論文誌への投稿:前年度から継続して行った漫才対話の分析により,オープンコミュニケーションとしての漫才対話が持つ外部指向性の実現が演者のマルチモーダルな指向性の統合と乖離に基づくことが明らかとなった.その成果は日本知能情報ファジィ学会誌である『知能と情報』に採択され,出版されることとなった.
(2)国際ワークショップの開催:本研究課題における問題関心を内外の多くの研究者と共有するため,20年6月に北海道において国際ワークショップとして,LIBM'08(First International Workshop on Laughter in Interaction and Body Movement)を開催した.ここでは分担者である大庭と榎本がそれぞれ本研究課題に関する報告を行ったほか,海外から2名の招待講演者を迎え,全部で8件の一般発表を集める運びとなり,内外で好評を博した.また,本研究課題に関心を持つ多数の研究者との知己を得て,次年度からの新しいプロジェクトに発展する端緒ともなったことも特筆しておく.
(3)一般向けチュートリアルでの広報活動:分担者岡本は,20年7月に東京工業大学で開かれた第57回人工知能セミナー「多人数インタラクションの分析手法」において,本研究課題において得られた漫才対話のマルチモーダル分析の手法と知見についてチュートリアル講演を行った.これにより,本研究課題に対する一般層への関心を集めることができた.

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 対話型教示エージェントモデル構築に向けた漫才対話のマルチモーダル分析2008

    • 著者名/発表者名
      岡本雅史, 他3名
    • 雑誌名

      知能と情報(日本知能情報ファジィ学会誌) 20

      ページ: 526-539

    • NAID

      110006862951

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 会話構造理解のための分析単位-実践 : 漫才対話のマルチモーダル分析2008

    • 著者名/発表者名
      岡本雅史
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 23

      ページ: 552-558

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] Tittering and Laughing : a Case of Manzai Audience2008

    • 著者名/発表者名
      OHBA, Masato, 他3名
    • 学会等名
      1st International Workshop on Laughter in Interaction and Body Movement(LIBM'08)
    • 発表場所
      旭川コンベンションビューロー
    • 年月日
      2008-06-10
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] Laughter around the End of Storytelling in Multi-Party Interaction2008

    • 著者名/発表者名
      ENOMOTO, Mika, 他3名
    • 学会等名
      1st International Workshop on Laughterin Interaction and Body Movement(LIBM'08)
    • 発表場所
      旭川コンベンション ビューロー
    • 年月日
      2008-06-10
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 対話型教示エージェントモデルのための漫才対話のオープンコミュニケーション構造の分析2007

    • 著者名/発表者名
      岡本雅史, 他4名
    • 学会等名
      合同エージェントワークショップ&シンポジウム2007(JAWS2007)
    • 発表場所
      沖縄コンベンションセンター
    • 年月日
      2007-10-29
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 〈オープンコミュニケーション〉としての漫才対話-参与構造の動的変化を生み出すことばと身体の相互作用2007

    • 著者名/発表者名
      岡本雅史, 他2名
    • 学会等名
      第20回社会言語科学会研究大会
    • 発表場所
      関西学院大学西ノ宮上ケ原キャンパス
    • 年月日
      2007-09-16
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考] LIBM'08Webページ

    • URL

      http://www.teu.ac.jp/iap/LIBM08/

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [備考] 平成20年度最終報告会Webページ

    • URL

      http://www.teu.ac.jp/iap/MOC/

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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