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知識の完全表現を目指した知識メタデータの構築とその実装体としての知識事典の作成

研究課題

研究課題/領域番号 19650054
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 情報図書館学・人文社会情報学
研究機関筑波大学

研究代表者

中山 伸一  筑波大学, 大学院・図書館情報メディア研究科, 教授 (60155885)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2008年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード情報図書館学 / 図書館情報システム / レファレンスツール
研究概要

本研究では、事柄に対する知識を、一定の知識表現構造によって多面的に記述したレファレンスツール(知識辞典)の構築を目指している。平成21年度は最終年度としてモデルシステムとして、パーソナルレベルではあるが実際のレファレンスツール(知識辞典)の構築を行った。
具体的には、まず限定した個数の用語について、昨年度の研究によって改訂した知識メタデータ(「外見」「構成・成分」「全体」「性質」「出来方」「変わり方」「機能」「用途・用法」「変遷」「上位概念」「下位概念」「対比」「等価の用語」「反対語」)に基づき、電子百科事典から知識メタデータ項目を再度抽出した。次に、説明文の内容を吟味して一定レベルの内容に揃えるよう説明文の文章を書き直した。百科事典の説明文の記述の分量には差異が非常に大きく、長文のものについての要約作業を中心に行った。さらに百科事典の記述内容は昨年度の研究で明らかにした様に、知識メタデータの視点で見ると偏った項目に集中しており、多くの知識メタデータ項目において欠損があった。そこで欠損している知識メタデータ項目について、種々のレファレンスツールを用いて説明文を新たに作成した。一方、知識事典の機能やユーザインタフェースについて検討を行い、知識事典のシステム設計を行った。それをデータベースシステム(Microsoft Access)を用いて実装し、パーソナルレベルのレファレンスツールを構築した。
構築した知識事典の評価については未だ十分な検討を行っていないが、その機能性や有用性は高いと考えられる。今回構築したものは著作権の問題から公開する事は困難である。今後は、多くの人が利用できるよう、公開の方法等について検討する必要があろう。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 知識表現としての説明の仕方の分類-国語辞典と生物教科書からの検討-2008

    • 著者名/発表者名
      堀田久貴
    • 学会等名
      情報知識学会第16回(2008年度)年次大会
    • 発表場所
      東京、印刷博物館
    • 年月日
      2008-05-23
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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