研究課題/領域番号 |
19650103
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験動物学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
叶内 匡 東京医科歯科大学, 医学部付属病院, 助教 (50345287)
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研究分担者 |
横田 隆徳 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (90231688)
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研究期間 (年度) |
2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | siRNA / トランスジェニックマウス / shRNA / SOD1 / モデルマウス / shRNA毒性 |
研究概要 |
抑制効果の異なる複数のESクローンからTgマウスを作製し、ES細胞レベルで1ucifbrase assayによって得られた抑制効果が、マウスレベルでの抑制効果を反映していることを確認するために、SODl-siRNA発現ES細胞のうち、抑制効果が低いクローン(#7)、中等度のクローン(#8、27)、高いクローン(#23)を用い、従来と同じ方法(図2)で計4ラインからそれぞれのキメラマウスを作製した。このオスキメラマウスとメスC57/B6とを体外受精も含めて掛け合わせてF1:siRNATgマウスを試みたが、産児のすべてにトランスジーンが確認できなかった。ES細胞の保存期間が2年を過ぎたことに原因がある可能性を考え、再度SOD1-siRNAをマウス 129 系 ES 細胞にelectroporation して有効なクローンを得ている。また、平行してES細胞に未発現のアンギアゲニン遺伝子を標的としたsiRNAを設計し、ES細胞に導入後、アンギアゲニン遺伝子とRenilla luciferase遺伝子を融合した発現ベクターをco-transfection し、luciferase assayを行うことにより、ES細胞レベルの抑制効果を評価し、抑制効果の得られたES細胞が選択できて、そのキメラマウスが作製できた。しかし、このキメラマウスからもいままでのところgermline transmissionが確認できていない。これらの原因としてshRNA毒性による精子形成に障害がある可能性を考えて、現在polII系promotor下にmiRNA backboneのshRNAを設計して、新たなRNAiトランスジェニックマウスの作製を始めた。
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