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加齢による筋萎縮メカニズムの解明および予防法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 19650190
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

藤原 浩芳  京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (90381962)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2008年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード老化 / シグナル伝達 / 遺伝子 / 再生医学
研究概要

本研究の目的は、細胞の増殖と分化、細胞骨格の制御、免疫反応の調節、アポトーシスなど多くの細胞機能に関与する細胞内信号伝達分子であるProtein Kinase C(PKC)に着目し、骨格筋の再生過程における発現の局在および機能を解明することで、加齢における筋萎縮メカニズムを解明することである。10週齢のwistar系ラットを使用し、前脛骨筋(TA)に塩酸ブピバカインを注入して筋損傷モデルを作製した。損傷後1,2,4,6,10および14日目に損傷側のTAを摘出し、免疫組織化学法、Western blot法、PT-PCR法により各サンプルの解析を行った。さらに、再生過程におけるPKCθの局在を明らかにするため、蛍光二重染色を行った。Western blot法では、筋肉内のPKCθ蛋白は損傷後早期から減少し、2日目から徐々に増加した。PKCθ mRNAは損傷後4日目から6日目にかけて増加を認めた。蛍光染色法において、PKCθはC-Metで標識した静止期の筋衛星細胞に局在しているが、BrdUで標識した増殖期の筋衛星細胞にはほとんど認めなかった。分化期の筋衛星細胞においては、myogenin陽性の筋衛星細胞の約半分にPKCθの発現を認めるのみであったが、Pax7およびTGF-βとPKCθは共在している傾向があった。
以上の内容は、'The expression pattern of PKCθ in satellite cells of normal and regenerating muscle in the rat'のタイトルでNeuropathology2008epubに掲載された。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] The expression pattern of PKCθ in satellite cells of normal and regenerating muscle in the rat2008

    • 著者名/発表者名
      徳川 誠治
    • 雑誌名

      Neuropatholgy Epub

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Protein Kinase C(PKC)θの骨格筋再生修復に関わる新しい役割2007

    • 著者名/発表者名
      徳川 誠治
    • 学会等名
      日本手の外科学会
    • 発表場所
      山形
    • 年月日
      2007-04-19
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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