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数学問題の理解に及ぼすコンピュータの影響についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 19650233
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関玉川大学 (2009)
国立教育政策研究所 (2007-2008)

研究代表者

瀬沼 花子  玉川大学, 教育学部, 教授 (30165732)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2008年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード数学教育 / PISA / コンピュータ提示 / 数学問題の理解 / 学力調査
研究概要

1. 諸外国におけるコンピュータを利用した数学テスト問題作成の在り方と現状について,最新の情報を収集した。その結果,静止画ではなく動画で,日常生活での数学の活用場面を映像で,自然現象における数学的な事象を映像で提示し,数学問題の理解を深め数学的思考を高めようとするテスト問題開発は,わが国のみならず世界的にも,2010年2月の時点でいまだ挑戦的な試みであることが明らかになった。
2. 一方で,授業中に生徒が一人であるいはグループになって取り組み,数学的思考を高めるような,ICTを使った問題解決,数学的活動,数学的モデル化の教材開発に関しては,わが国よりはるかに先進的な事例が諸外国にみられた。そこで,イングランドにおける先進的な数学デジタル教材
Bowland Maths(11歳から16歳を主な対象とした約20の教材)の教材開発の背景と概要,今後わが国においてコンピュータを用いた数学教材の在り方として示唆を与えると思われる「交通事故の削減」「暮らしの中の危険」について,教材,教師用指導書,ワークシート,などの翻訳を行った。
3. わが国の中・高等学校の数学授業におけるコンピュータの利用率が極めて低い現状を少しでも改善するために,OECD PISA調査における今後のコンピュータ利用の方向性,及び,Bowland Mathsの教材についての情報を,研究代表者及び研究協力者で執筆した。(明治図書『数学教育』)

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 第二のPISAショック?! 求められる授業改革:海外のデジタル教材はここまで進んでいる2010

    • 著者名/発表者名
      瀬沼花子・西村圭一
    • 雑誌名

      明治図書『数学教育』 633(印刷中)

      ページ: 86-89

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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