研究課題/領域番号 |
19650244
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 千葉商科大学 |
研究代表者 |
星田 昌紀 千葉商科大学, 政策情報学部, 准教授 (20327175)
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研究分担者 |
加藤 浩 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (80332146)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 映像制作学習 / 映像編集学習 / 可視化 / 俯瞰 / 試行錯誤 / 他者との思考の共有 / メタ認知 / リフレクション |
研究概要 |
映像の制能力を学習するためビデオチップと呼はれる映像断片をPCの画面上に可視化し簡便につなぎ合わせる「ビデオチップ学習ツール」の開発を継続した。本ツールは複数の人数で可視化して試行錯誤することも可能なため、協調学習の促進にも役立つ。 1)ビデオチップ学習ツールの開発と協調学習の評価 以下の点に重点をおき開発と実証、評価を行った。 ・アイコンで表される「ビデオチップ」をボード上に配置することで「思考の可視化」を行い、自分の案と他者の案を同時に検討しながら映像制作学習が可能であることの実証を行った。 ・その結果、他者の思考を把握しやすくなり、協調学習に効果があることが判明した。 ・アイコンの結合順序変更によって「試行錯誤」を複数人で同時に共有できることの重要性を確認した。 ・いつでも部分的に映像を連続再生可能にすることにより、「試行錯誤」をより行いやすくすることに成功した。 2)ビデオチップ学習ツールを使った映像制作過程の振り返り学習の評価 上記ツールのログ機能を用いて、映像制作過程における試行錯誤を振り返り学習可能であることを実証、評価した。この分析より、ビデオチップ学習ツールの優れた点および課題を明らかにした。ログをさらに可視化することにより、さらに映像制作の学習効果が向上することが示唆された。
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