研究課題/領域番号 |
19650257
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岡本 耕平 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (90201988)
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研究分担者 |
海津 正倫 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (50127883)
溝口 常俊 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (50144100)
高橋 誠 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (30222087)
奥貫 圭一 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (90272369)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ハザードマップ / GIS / 外国人 / 障害者 |
研究概要 |
1.名古屋市天白区の改良型ハザードマップを試作した。 作成に際しての特に次の点に留意した。(1)幹線道路を避難用のメイン経路として目立たせた。また、幹線道路を他の道路と区別することで、幹線道路をなるべく横切らない避難経路を立てやすくした。(2)浸水予想地域を横断しない避難経路を立てやすくする。具体的には、河川や水路を横断しないようそれらで区切られた地域内について、避難所をポイントとしたボロノイ分割を行い、避難所の勢力圏(最も近い避難所の境界)を書き入れた。区外の避難所のほうが近くなる場合は、その避難所も書き入れた。(3)避難所の範囲や建物を目立たせるとともに、交差点名とコンビニの位置を図示した。 2.災害・防災教育を目的とした普及型GISの利用方法の検討 いくら高質のハザードマップを作成しても利用者による積極的な利用なしには効果は得られない。災害・防災教育の中で、主体的に地図情報を利用できるように促すことは重要な課題のひとつである。ハザードマップを使いこなせるか否かは、基本的な地図の扱い方・読み方の習得の程度と大きく関わっていると考えられる。地図情報になじむよい方法のひとつとして、近年急速に普及してきた安価ないし無料で利用できるGIS(普及型GIS)を利用した学習が挙げられる。この視点から、(1)Google Earth、および(2)カシミール3Dを利用した簡便なMyハザードマップ作成方法を構築した。
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