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微生物によるN3化合物分解代謝

研究課題

研究課題/領域番号 19651028
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 環境技術・環境材料
研究機関筑波大学

研究代表者

橋本 義輝  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 講師 (00323254)

研究分担者 小林 達彦  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (70221976)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2008年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード微生物 / 分解 / 代謝 / 酵素
研究概要

本研究では、N3化合物を分解する酵素を分子レベルで解析し、得られる情報を基に、これらの物質を効率よく無害化あるいは有用物に安全に変換する生物を新規に育種することを目的とした。
自然界からN3化合物分解菌としてスクリーニングを行い、前年度決定したN3化合物分解活性が最大となる最適培養条件で菌体を用いてN3化合物分解の精製を行った。菌体を破砕し、無細胞抽出液を調製した時点でN3化合物分解活性は確認できたが、その活性は低く、さらにN3化合物分解酵素は不安定であることが判明した。大量の無細胞抽出液を調製し、そこからN3化合物分解活性を指標に、精製を開始し無細胞抽出液を硫安で分画後、陰イオン交換クロマトグラフィー、疎水クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィーなどの各種クロマトグラフィーを組み合わせてN3化合物分解酵素の精製を試みているが、現在、SDS-PAGE上で単一バンドになるレベルまで精製は完了していない。
N3化合物分解酵素の精製が困難であると考えられたため、本酵素の精製と並行しながら、別の方法でのN3化合物分解酵素の取得を試みた。トランスポゾンによる遺伝子導入技術を利用して、本N3化合物分解菌の染色体に直接抗生物質耐性遺伝子をランダムに導入し、多数の抗生物質耐性株の中から、N3化合物分解能を示さなくなった変異株を取得するために、まず、本N3化合物分解菌が保有しない抗生物質耐性遺伝子を調べる必要があり、本年度では、スクリーニングしたN3化合物分解菌の薬剤耐性・感受性を調査した。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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