研究課題/領域番号 |
19651046
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田中 賢 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (00322850)
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研究分担者 |
浜田 淳一 北海道大学, 遺伝病制御研究所, 准教授 (50192703)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 自己組織化 / ハニカム膜 / がん細胞 / 増殖抑制 / 細胞接着 / 足場 / 再生医療 / 正常細胞 / ナノ材料 / 移植・再生医療 / 医療・福祉 / 癌細胞 / 多孔質 |
研究概要 |
ハニカムフィルム上で種々の細胞を培養したところ、細胞の接着形態、増殖性、分化性などが平膜と異なること、さらにそれらの効果が細孔径に大きく依存することを見いだしており、とりわけ58種のヒト癌細胞をハニカムフィルム上で培養したところ、多くの癌細胞において増殖が抑制されることを明らかにしていた。本研究では増殖抑制機構を調べるために、細胞の接着挙動について調べた。 ハニカムフィルム上で80%近い増殖抑制を受けるII型肺胞上皮癌は、培養48時間後にトリプシン処理をしてもコントロール培地である平膜やポリスチレンディッシュからは完全に剥離するのに対し、長時間の酵素処理をしても50%程度の剥離率であった。増殖抑制効果の少ない膵癌や大腸癌にくらべ、増殖抑制を受けるA549や胆嚢癌はトリプシン処理に耐性がありハニカムフィルムに強く接着していることがわかった。
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