研究課題/領域番号 |
19651104
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
清水 展 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (70126085)
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研究分担者 |
河野 泰之 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (80183804)
山本 博之 京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (80334308)
星川 圭介 京都大学, 地域研究統合情報センター, 助教 (20414039)
西 芳実 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (30431779)
浜元 聡子 京都大学, 東南アジア研究所, 研究員 (80378968)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2008年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 自然災害 / インドネシア / 防災教育 / コミットメント / 地域研究 / 防災情報拠点 / 防災 / 減災 / 屋敷林 / ジョグジャカルタ |
研究概要 |
昨年度より濱元聡子(研究協力者)を中心に進めてきたインドネシアのゲシアン村の防災情報拠点の活動を継続・発展させつつ、他地域の事例を参照して比較総合を目指し、その成果を防災研究者や人道支援業界と共有した。防災情報拠点では小学生向けの月例の防災科学教室(4〜8月)を開き、身のまわりにある道具や航空写真を利用して防災教育を行った。本プロジェクトの終了後、防災情報拠点は地元住民に移管された。この活動のほか、清水(研究代表者)、山本(研究分担者)、西(研究分担者)らが各種シンポジウムにおいて比較総合の成果報告を行い、その知見を防災の専門家たちと共有した。G-COE「生存基盤持続型の発展をめざす地域研究拠点」の若手研究者養成部会との共催でシンポジウム「災害に立ち向かう地域/研究」(7月11〜12日、於東南アジア研究所)を開催し、清水は趣旨説明「災害に立ち向かう地域/研究」と基調報告「生存基盤が壊れるということ:ピナトゥボ山大噴火(1991)と先住民アエタの被災と新生の事例から」を行った。また、西は「災害に強い社会を考える」、山本は「自然災害で現れる『地域のかたち』」を報告した。アジア政経学会全国大会共通論題「アジアにおける自然災害と政治・経済変動」(10月12日、於神戸学院大学)では、山本が趣旨説明を行い、西が「インドネシア・スマトラ沖地震津波災害:紛争下の人道支援と災害対応」を報告した。地域研究コンソーシアム年次集会シンポジウム「地域研究の実践的活用」(11月8日、於国立民族学博物館)では山本が「災害対応における人道支援と地域研究の協力・連携とその課題」を報告し、清水が「『地域』は後からやって来る」と題する総合コメントをした。文部科学省「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」の「共生人道支援」研究班主催シンポジウム「開かれた社会への支援を求めて」(12月22日、於東京大学)では、西が講演「アチェの歴史と社会」を行い、山本がパネルディスカッションに参加した。
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