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ウズベキスタンにおける行政手続法制整備一日本とドイツの支援の比較法研究

研究課題

研究課題/領域番号 19653004
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 公法学
研究機関三重大学

研究代表者

樹神 成  三重大学, 人文学部, 教授 (20186703)

研究分担者 市橋 克哉  名古屋大学, 法学研究科, 教授 (40159843)
白藤 博行  専修大学, 法学部, 教授 (90187542)
本多 滝夫  龍谷大学, 法務研究科, 教授 (50209326)
徳田 博人  琉球大学, 法務研究科, 教授 (50242798)
研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワード行政手続法 / 法整備支援 / 社会主義法 / 法の支配 / ガバナンス
研究概要

この研究は,ウズベキスタンの行政手続法への日本による支援を通じて日本の行政法の特徴を考えるとともに,日本とドイツの支援を通して日本とドイツの行政法を新しい舞台で比較することをめざした。この萌芽研究で行った主なものは次のことである。
1)2007年7月に世界法社会学会のベルリン大会で,日本とドイツの法整備支援についてのセミナーで,日本側から市橋が,ドイツ側からクニッパー教授が報告した。
2)ドイツにおける体制移行諸国への法整備の現状について,白藤が調査を行い,その成果について2007年11月に名古屋で検討した。
3)9月にタシケントで日本,ドイツ,ウズベキスタン,ロシア等の研究者の参加するウズベキスタン行政手続法についての国際シンポジウムを行い,報告書をロシア語で出版した。このなかで,日本側のこれまでの研究の成果をまとめた。
4)こうした萌芽研究の成果を踏まえ,ウズベキスタンの行政手続き法制定支援についての理論的検討を,市橋が,2008年1月の名古屋大学の法整備支援についての全体会で報告した。
ウズベキスタンの行政手続法案から,行政法の一般原則や行政行為,聴聞等についての規定が削除された。ドイツは,これを強く批判した。ドイツは,法整備支援が被支援国の「歴史と文脈」に照らして行われることを強調するものの,欧米基準を満たさないものは無意味であると考えている。日本側は,ア)ウズベキスタンの行政手続法案は後退したものの,告知,弁明,理由付記,文書等公開等の行政手続法の諸原則の多くは残っている,イ)先進国の行政法と旧社会主義国の行政法は,他の法律分野以上に異質であり,そのことを考慮すれば,欧米基準からは不完全でも,行政法の諸原則を満たすのであれば,それが実際に機能するための支援を待うべきであると考えた。
以上をつうじて,行政手続法の支援を通して,A)市場経済移行諸国における行政法形成についての欧米行政法と形成との対比を通した歴史的理論的研究,B)先進国と体制移行諸国の行政法の異質性を前提にした支援の可能性と方法論の検討が,今後の課題として浮上した。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2008 2007 その他

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] ウズベキスタンにおける行政手続法と日本の法i整備支援2007

    • 著者名/発表者名
      樹神 成
    • 雑誌名

      ウズベキスタンにおける行政改革:法的規制の経験と諸問題(ロシア語)

      ページ: 12-20

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] ウズベキスタンにおける行政手続法への日本のアプローチ2007

    • 著者名/発表者名
      市橋 克哉
    • 雑誌名

      ウズベキスタンにおける行政改革:法的規制の経験と諸問題(ロシア語)

      ページ: 63-70

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 行政手続法の執行のための日本とウズベキスタンの協力について2007

    • 著者名/発表者名
      徳田 博人
    • 雑誌名

      ウズベキスタンにおける行政改革:法的規制の経験と諸問題(ロシア語)

      ページ: 78-84

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] ウズベキスタンにおける行政手続法の問題と課題2007

    • 著者名/発表者名
      本多 滝夫
    • 雑誌名

      ウズベキスタンにおける行政改革=法的規制の経験と諸問題(ロシア語)

      ページ: 78-84

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 中央アジア諸国の法整備における法典化の可能性と問題点2008

    • 著者名/発表者名
      市橋 克哉
    • 学会等名
      名古屋大学法整備支援全体会
    • 発表場所
      名古屋(日本)
    • 年月日
      2008-01-29
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] ウズベキスタンの行政手続の分野での法整備支援の経験一ドイツの実践との比較で2007

    • 著者名/発表者名
      市橋 克哉
    • 学会等名
      世界法社会学会
    • 発表場所
      ベルリン(ドイツ)
    • 年月日
      2007-07-28
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] ウズベキスタンにおける行政改革:法的規制の経験と諸問題(ロシア語)2007

    • 著者名/発表者名
      Tashkent State Institute of Law
    • 総ページ数
      355
    • 出版者
      KONSAUDITINFORM-NASHR(Tashkent,Uzbekistan)
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考] 2008年1月の全体会での報告をもとにした、市橋克哉「ウズベキスタンにおける行政法改革」が近刊の『法政論集』に掲載予定。

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2025-11-18  

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