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適応的アルゴリズムを用いた個別式検査による注意機能障害の階層的査定

研究課題

研究課題/領域番号 19653066
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関信州大学

研究代表者

田巻 義孝  信州大, 教育学部, 教授 (50090428)

研究分担者 永松 裕希  信州大学, 教育学部, 教授 (60324216)
今田 里佳  信州大学, 教育学部, 准教授 (80306670)
島田 英昭  信州大学, 教育学部, 准教授 (20467195)
小松 伸一  信州大学, 教育学部, 教授 (50178357)
研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2009年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードADHD / 自閉症 / 広汎性発達障害 / 注意 / 注意機能 / テストバッテリー / 学校 / 選択遅延課題 / 賞後遅延あり / 賞後遅延なし
研究概要

現在、学校教育現場では、落ち着きがなく注意散漫な子どもたち、注意の持続が困難なために学習意欲を持てない子どもたちが少なからず見受けられ、授業が成立しにくい状況を作り出している。担任教師や両親はより有効な援助の方法を模索中である。この問題を解決する一助として、申請者らは、集団式注意機能検査バッテリーを開発した。このバッテリーは、集団で、短時間で実施可能であるという長所を持つが、注意障害の子どもの特別支援に役立てるという点では、査定の精度が十分ではないという限界があった。そこで本研究は、申請者らの開発した検査の長所を生かしつつ、個別式注意機能バッテリーを新たに開発することを目的とした。
本年度は、反応抑制障害説に基づき、反応抑制能力を査定するため、StopSignal課題によるテストを開発した。材料として、りんご、バナナ、サル、ゾウなどのキャラクターを利用し、子どもが課題の意図を十分に理解できるように工夫した。本年度は、このテストの妥当性を示すため、大学生を対象に実験を実施した。実験では、ADHD傾向との相関を調べた。試みとして、ADHD傾向だけではなく、自閉傾向との相関も調べた。さらに、試みとして、視覚、聴覚のモダリティも操作した。結果として、ADHD傾向との比較では、ADHD傾向と本査定において算出される抑制率との関係が見られた。しかし、自閉傾向との関係はみられなかった。次年度は、本研究の結果を海外学会で発表する予定である。また、研究論文としての公表を予定している。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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