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シティズンシップ教育の現代的意義の解明:日英における価値形成教育の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19653091
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関南山大学 (2008-2009)
首都大学東京 (2007)

研究代表者

清田 夏代  南山大学, 人文学部, 准教授 (70444940)

研究分担者 黒崎 勲  日本大学, 文理学部, 教授 (70012573)
研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2008年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード教育学 / シティズンシップ教育 / 英国 / 価値教育 / 国際比較研究 / 多元化社会 / ブレア政権 / ナショナル・カリキュラム
研究概要

平成19年度及び平成20年度は,主にシティズンシップ教育政策の枠組みの部分を中心とした研究を行ってきたが,最終年度である平成21年度は,これまで構築された枠組みに基づき,英国における実地調査を行った.英国においては平成22年5月に総選挙が予定されており,既に労働党及び保守党の両党を中心とした選挙戦が繰り広げられている.それらの争点には教育政策も含まれており,本研究の課題と関わるものとしては,学校の規律の立て直しをめぐる提案や,PSHEの義務化の提案などをめぐる諸問題が議論の対象となっている.そうしたなか,平成22年2月に英国におもむき,英国における若者に対する民主主義的理解を振興させるための機関(政治的には中立である)であるハンサード協会シティズンシッププログラムの責任者を訪問し,英国におけるシティズンシップ教育の現在,方法及び課題等についてインタビューし,同時に,今後予想される政治的な影響などについて聞き取りを行った.同時に,人権教育を主体としたシティズンシップ教育研究を展開しているオードリー・オスラー教授(リーズ大学及び香港大学客員教授)及び,共同研究者であるヒュー・スターキー教授(ロンドン大学教育研究所)を訪問し,英国における政治的動向と,それがシティズンシップ教育の実践にどのような影響を及ぼしうると考えられるかということについて,聞き取りを行った.現地におけるこれらの調査は,今後の研究の課題の枠組みとして展開される予定である.

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2010 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文]2010

    • 著者名/発表者名
      五島敦子, 関口知子
    • 雑誌名

      未来をつくる教育ESD-持続可能な多文化社会をめざして(第1章「日本における近代公教育制度の成立」及びコラム「イギリスのシティズンシップ教育」を担当)(明石書店)

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [雑誌論文] 英国における教育行政制度改革-ブレア教育改革の総括とブラウン政権の展望-2009

    • 著者名/発表者名
      清田夏代
    • 雑誌名

      『アカデミア』(人文・社会科学編) 89

      ページ: 125-149

    • NAID

      40016779862

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [雑誌論文]2009

    • 著者名/発表者名
      A.オスラー, H.スターキー
    • 雑誌名

      シティズンシップと教育(翻訳書(共訳), 翻訳及び「訳者解説」(単著))(勁草書房)

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] ブラウン教育政策における国家統制と市場-「専門性」による改革方針の強調と公教育-2009

    • 著者名/発表者名
      清田夏代
    • 学会等名
      日本教育行政学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2009-10-18
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 2000年英国における中等教育政策の理念と展開-信託学校制度の導入を中心として-2008

    • 著者名/発表者名
      清田夏代
    • 学会等名
      日本教育行政学会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2008-10-11
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] ニューレーバーの中等教育政策-三重のまなざしからの検討-2008

    • 著者名/発表者名
      清田夏代
    • 学会等名
      日英教育学会(大会シンポジウムのシンポジストとして)
    • 発表場所
      首都大学東京
    • 年月日
      2008-07-13
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] 英国の「LEA」改革-ブレア政権後半の政策を中心として-2007

    • 著者名/発表者名
      清田夏代
    • 学会等名
      日本教育行政学会
    • 発表場所
      神戸大学
    • 年月日
      2007-10-13
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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