研究課題/領域番号 |
19653097
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 愛媛県立医療技術大学 (2008-2009) 千葉大学 (2007) |
研究代表者 |
野本 百合子 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 教授 (60208402)
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研究分担者 |
舟島 なをみ 千葉大学, 大学院・看護学研究科, 教授 (00229098)
中谷 啓子 東海大学医療技術短期大学, 看護学科, 准教授 (00300020)
亀岡 智美 国立国際医療センター研究所, 研究院・教授 (50323415)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2008年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 養護教諭 / 現職教育支援プログラム立案モデル / 継続教育 / 教育ニード / 学習ニード / アセスメントツール / 教育支援プログラム立案モデル / アセスメントツール開発 |
研究概要 |
平成21年度は、最終年度であり、養護教諭の学習ニード及び教育ニードをアセスメントするためのツール開発に向けて、次のように研究を進めた。 第1に、平成19年度の研究成果に基づき、平成20年度には、養護教諭用の「学習ニードアセスメントツール」及び「教育ニードアセスメントツール」の原案を作成した。これら2種類のツール案と養護教諭特性調査紙を用い、全国の3,421校(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)に勤務する現職養護教諭に調査協力を依頼し、承諾を得られた268校の養護教諭297名に対し、本調査を実施した。回収数は247名(回収率83.2%)であった。 第2に、これら回収できた質問紙のうち、すべての項目に回答のあった対象者の回答をデータとして分析し、「学習ニードアセスメントツール-養護教諭用-」の信頼性、妥当性を検証した。また、同様に「教育ニードアセスメントツール-養護教諭用-」も、信頼性、及び妥当性を確保したツールであることを検証した。 最終的に、開発した「学習ニードアセスメントツール-養護教諭用-」及び「教育ニードアセスメントツール-養護教諭用-」とそれまでの文献検討の結果を組み込み、「養護教諭の現職教育支援プログラム立案モデル」を構築した。今後は、対象者の特性と学習ニード、教育ニードの内容とその程度の高さの関係を明らかにし、このモデルに、それらの要素を加味して立案した現職養護教諭のための教育支援プログラムが有効であることを検証する予定である。
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