大学における発明創造技法を活用した学習カリキュラムの開発

• 研究課題/領域番号: 19653104
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 教科教育学
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 松原 幸夫 新潟大学, 社会連携研究センター, 教授 (20401771)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円); 2009年度: 600千円 (直接経費: 600千円); 2008年度: 400千円 (直接経費: 400千円); 2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
• キーワード: 大学教育 / 発明創造技法 / 学習カリキュラム / TRIZ / 暗黙知 / 徒弟制度 / 形式知 / 技術伝承

研究概要

本研究の目的は、日本の大学教育において、各種発明創造技法を活用した教育カリキュラムを開発することにある。平成21年度の研究実績の概要は以下のとおりである。
・新潟大学農学部の「食肉の食感の評価測定法の研究」において、教材を作成し学習者中心の教授法および、TRIZを利用した検証授業を5月28日に実施し、その成果を踏まえ、農学部藤村忍准教授と新しい食感評価の測定法の開発について、研究を実施した。
・日本の熟練技術の伝承法については、文献調査を行った上で、安田工業株式会社、株式会社テクノス、新潟県中小企業家同友会等を訪問し、ヒアリングを行った後、平成21年度社会連携フォーラムにおいて各団体の報告と参加者を交えて公開討論会を開催した。
・第5回TRIZシンポジウムにおいて、英文論文を発表し、欧米、アジアのTRIZの研究者から質問を受け、意見交換を行った。
上記研究成果について、日本知財学会第7回年次学術研究発表会、発明誌11月号、「協同の発見」誌2009年9月号(協同総合研究所)、特許・情報フェア(11/4、発明協会WEB雑誌事例紹介)、新潟県国立大学法人等新採用職員研修、都立両国高校附属中学校知的財産セミナー等において講演又は、発表した。

研究成果

• [雑誌論文] フードサイエンスにおける発明創造技法の活用 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 第7回日本知財学会研究発表要旨集(CDR版) 7
  • 査読あり
• [雑誌論文] 特集 知財論談 松原幸夫 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 特許庁監修知的財産権雑誌「発明」 Vol.106 ページ: 4-9
  • 査読あり
• [雑誌論文] 新潟の熟練技術に見る新しい労働のあり方 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 「協同の発見」協同研究所報 206 ページ: 93-100
  • 査読あり
• [雑誌論文] (2009)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 第5回日本TRIZシンポジウム2009論文集,Vol.5(日本TRIZ協会) ページ: 158-165
• [雑誌論文] 感性を磨く〜新しい徒弟制度について〜 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 自動車技術会関東支部報「高翔」 51 ページ: 20-24
• [雑誌論文] 新潟県における熟練技術の育成法についての研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 第6回日本知財学会研究発表要旨集 ページ: 698-701
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大学教育等における発明創造技法の活用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 第4回TRIZシンポジウム2008論文集 ページ: 300-303
  • 査読あり
• [雑誌論文] 欧米型発明創造技法と日本の伝統的創造技法との比較 (2007)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 第5回日本知財学会研究発表要旨集 ページ: 60-63
  • 査読あり
• [雑誌論文] 学校教育等における発明創造技法の活用 (2007)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 雑誌名: 第5回日本知財学会研究発表要旨集 ページ: 300-303
  • 査読あり
• [学会発表] 形式知と暗黙知から見た日本のものづくりの変遷～新しい経験主義について～Transitions of Japanese manufacturing methods from the viewpoint of constructing and utilizing explicit and tacit knowledge (2009)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 学会等名: 第5回TRIZシンポジウム2009
  • 発表場所: 国立女性教育会館
  • 年月日: 2009-09-10
• [学会発表] 大学教育における発明創造技法の活用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 学会等名: 第4回TRIZシンポジウム2008
  • 発表場所: ラフォーレ琵琶湖
  • 年月日: 2008-09-12
• [学会発表] 学校教育等における発明創造技法等の活用 (2007)
  • 著者名/発表者名: 松原幸夫
  • 学会等名: 日本知財学会知財教育研究会
  • 発表場所: 東北大学
  • 年月日: 2007-05-26
• [図書] 平成20年度知的創造サイクル啓発事業実施報告書 (2009)
  • 著者名/発表者名: 特許庁総務部普及支援課
  • 総ページ数: 71
  • 出版者: 社団法人 発明協会
• [図書] 平成19年度知的創造サイクル啓発事業実施報告書 (2008)
  • 著者名/発表者名: 特許庁総務部普及支援課
  • 総ページ数: 71
  • 出版者: 社団法人 発明協会
• [備考]
  • URL: http://researchers.adm.niigata-u.ac.jp/R/staff/?userId=528&lang=
• [備考]
  • URL: http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/JapanTRIZ-CB/5thTRIZSymp09/jTRIZSymp2009-AbstractsJapan.pdf
• [備考]
  • URL: http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/eTRIZ/eforum/e2009Forum/eTRIZSymp2009Rep/eTRIZSymp2009TNRepH.html
• [備考]
  • URL: http://cccniigata.jugem.jp/?eid=76
• [備考]
  • URL: http://www.isc.niigata-u.ac.jp/~globalstrategy/publicpartnership2010.htm
• [備考]
  • URL: http://niigata.doyu.jp/info/?p=690
• [備考]
  • URL: http://www.roukyou.gr.jp/18event/2008/2008_9_1.htm
• [備考]
  • URL: http://www.ipaj.org/archive/ippann2009.6.13.pdf
• [備考]
  • URL: http://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jlinksref/JapanTRIZ-CB/4thTRIZSymp08/jTRIZSymp2008-Abstracts.pdf
• [備考]
  • URL: http://www.tokamachi-shinbun.com/archives/2008/09/25-110414.php
• [備考]
  • URL: http://www.city.niigata.jp/info/kusei/kujitikyo/H20kouen-resume.pdf
• [備考]
  • URL: http://www.city.niigata.jp/info/kusei/kujitikyo/H20kouen-slide.pdf
• [備考]
  • URL: http://kyodo-net.roukyou.gr.jp/2008/niigata004.html
• [備考]
  • URL: http://www.niigata-u.ac.jp/top/pickup/pdf20/210120.pdf
• [備考]
  • URL: http://www.shindai-nav.com/event/scheduler/index.cgi?mode=view&no=18
• [備考] 社団法人国立大学協会
  • URL: http://www.janu.jp/news_topics/entry_145.html
• [備考] 19年度第2回新潟大学社会連携フォームラ「感性とものづくり」
  • URL: http://www.niigata-u.ac.jp/pickupnews/200124.html
• [備考] 新潟県中小企業家同友会「にいがたFESTA&JOBWAY2007」
  • URL: http://niigata-doyu.jp/g-festa070918-1.htm