研究課題/領域番号 |
19656138
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
荒木 慶一 京都大学, 工学研究科, 准教授 (50324653)
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研究分担者 |
桝井 健 関西大学, 環境都市工学部, 准教授 (60263109)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 上下免震 / 3次元免震 / 形状記憶合金 / 転倒 / 上下地震動 / 免震 / 上下動 / 振動台実験 / 時刻歴応答解析 / 非線形バネ / 免震装置 / 定荷重バネ / パッシブ振動制御 |
研究概要 |
(1) ロッキング対策 これまでに試作した上下・水平二次元免震装置で大きな課題となっていた、ロッキングを抑制するために、パンタグラフを付加した免震装置を試作した。静的に載荷した結果、ロッキングを抑制できることを確認した。現在も、試作した免震装置を用いた振動台実験を通じて、上下・水平の二次元免震効果の確認と、パンタグラフによるロッキングの抑制効果の確認を引き続き実施している。 (2) 超弾性合金の利用の検討 これまでは定荷重バネを用いて上下免震を行ってきたが、市販の定荷重バネの容量は300N程度で、重量構造物への適用は難しい。そこで、従来より廉価で加工性の高い新規銅系形状記憶合金を用いた上下免震装置を試作し、静的実験によりその復元力特性を調査した。その結果、想定に近い非線形弾性の復元力特性が得られることを確認した。現在も、振動台実験により本上下免震装置の免震効果を確認しているところである。 (3) 上下地震動が器物の転倒に及ぼす影響の調査 水平免震台に設置された器物の転倒に及ぼす影響について調査を行った。その結果、理論的にはアスペクト比が6程度でないと転倒が生じないと予測される免震装置でも、アスペクト比が4や5の場合で転倒する危険性があることがあきらかになった。このメカニズムについて、現在、解析と実験により検討を行っている。
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