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森林地下圏における物質循環網を駆動する微生物群集の空間構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19657006
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 生態・環境
研究機関千葉大学 (2008)
北海道大学 (2007)

研究代表者

村上 正志  千葉大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (50312400)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2008年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードT-RFLP法 / 土壌微生物群集 / 生態系機能 / PCRバイアス / 微生物 / 酸化還元境界 / 空間分布 / 地下圏観察アクアリウム
研究概要

森林地下土壌圏の微生物群集の調査、解析手法について、検討した。調査手法として、北海道大学苫小牧研究林において、地表面の土地利用が火山噴出降下物の下に埋没した、腐植相のび生物群集に与える影響を検討するために、縦穴を彫り込み、そこから、横方向に土壌水採水装置を導入し、本経費で購入した定圧ポンプを用いることで、土壌間隙水を効率的に採取できることを確認した。さらに、この土壌水に含まれる微生物の群集構造を解明するために、T-RFLP(末端蛍光修飾制限酵素断片多型性)法の有効性を検討した結果、多様な微生物群集を把握できることが確認された。しかし、同時に、多数のOUTが確認できたことで、PCRに際して、機会的に増幅されるOUTが決定されるバイアスが確認された。今後、さらに、このような問題を克服し、微生物群集とその生態系機能(物質循環)の関係を明らかにするための技術開発が望まれる。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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