研究課題/領域番号 |
19658116
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
稲葉 睦 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 教授 (00183179)
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研究分担者 |
佐藤 耕太 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 准教授 (50283974)
大塚 弥生 北海道大学, 大学院・獣医学研究科, 客員研究員 (30396303)
高桑 雄一 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (40113740)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2008年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2007年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 細胞膜 / 膜骨格 / 脂質過酸化 / 組織傷害 / ヒドロキシノネナール / 酸化障害 |
研究概要 |
A. 酸化剤により人為的に過酸化傷害を生じさせた赤血球、対照新鮮赤血球からATP存在下、非存在下で膜ゴーストを作製し、それぞれのスペクトリンについて、HNE付加量と付加部位を抗HNE抗体でのイムノブロットとプロテアーゼ分解フラグメントのMALDI-TOF MS解析で比較解析した。その結果、ATP存在下、即ち生理的条件下の赤血球膜では、同じ酸化負荷をかけてもATP非存在下に比べHNE修飾の程度が有意に低いことが明らかになった。修飾部位は、α-、β-スペクトリンともに、膜脂質との相互作用が示唆されている領域に集中しており、酸化剤存在下では、ATP非存在下で親水性領域に検出される傾向が特にα-スペクトリンで認められた。HNE修飾スペクトリンと膜反転小胞との結合は現在検討中である。 B. 脳、筋のホモジェネートのイムノブロットでスペクトリン類似蛋白質のHNE修飾を検出することを試みた。200kDaより大きな分子サイズの領域に弱いシグナルを認めたが、分子の同定には至っていない。現在、MALDI-TOF MSによる解析を継続中である。
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