研究課題/領域番号 |
19659124
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
黒崎 知博 独立行政法人理化学研究所, 分化制御研究グループ, グループデイレクター (50178125)
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研究期間 (年度) |
2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 劣勢遺伝子 / DT40 / Cre / tamoxifen / flox |
研究概要 |
哺乳類細胞の場合、劣性遺伝子を単離したい時、多くの遺伝子がdiploidで存在することが障害になる。このことが、新規シグナル分子の単離を拒んでいる大きな原因の一つである。そこで、私たちは相同組み換えの頻度が非常に高いchikenDT40細胞の特性を最大限用いて、劣性遺伝子の単離を試みている。先ず、その第一歩としてDT40細胞の部分的haploid細胞の樹立を試みている。この目的のため、既に、chickenDT40細胞において、chromosomeのcentromere,telemere周辺の遺伝子配列は決定されているので、相同組換えを利用して、ある特定のchromosome(chickenには5本存在する)の長腕、短腕を特異的にdeletionすることが可能になる。 しかしながらhaploid遺伝子の場合、目的とする遺伝子が細胞の生存に必須である場合、この遺伝子の単離は困難を極めることになる。従って本年は、この生存に必須の遺伝子群単離を目的としてtamoxifen存在下で遺伝子をdeletionできるよう、Cre-ER融合遺伝子を発現させたDT40細胞を樹立した。Cre-ERを発現した細胞では、flox siteを導入した遺伝子がtamoxifen存在下で初めてdeletionされ、この方法が有効であることを確認した。又、細胞生存を増強すると考えられている遺伝子Bc12をDT40細胞に強制発現することにより、たとえ特定の遺伝子が生存に必須であってもrescue可能なような細胞を樹立した。
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