研究課題/領域番号 |
19659185
|
研究種目 |
萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
汐田 剛史 鳥取大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70263457)
|
研究分担者 |
星川 淑子 鳥取大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10181489)
土谷 博之 鳥取大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (00403402)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
|
キーワード | 間葉系幹細胞 / 肝細胞分化 / コンディショナルノックアウト / 分化可塑性 / 再生医学 / 肝細胞 / コンディショナルノックアウトマウス / floxマウス / Cre発現トランスジェニックマウス / 再生医療 |
研究概要 |
われわれは、間葉系幹細胞より肝細胞へ分化誘導する過程で、Wnt/beta-cateninシグナルが重要であることを報告した。すなわち、間葉系幹細胞から肝細胞へ分化誘導の過程で、Wnt/beta-cateninシグナルが低下し、逆にWnt/beta-cateninシグナルをshort hairpin RNAで抑制すると(siRNA)、肝細胞への分化が誘導されることを明らかにした。そこで、われわれはこの事実を、発生過程で間葉系細胞でにのみWnt/beta-cateninシグナルを抑制することで、個体レベルで分化可塑性のメカニズムを明らかにすることを目的に以下の検討を行っている。すなわち、Cre/loxPシステムにより、beta-cateninがノックアウトされるマウスと活性化されるコンディショナルノックアウトマウスの作成を行っている。具体的には、間葉系細胞に発現させる目的で、NGFRプロモーターCreトランスジェニックマウスを作成した。beta-cateninのエクソン4の両端にloxPサイトを有するマウスは、Creの作用によりbeta-cateninの遺伝子機能がノックアウトされる。エクソン2-3の両端にloxPサイトを有するマゥスは、Creの作用によりbeta-catenin機能が活性化される。現在、両マウスをそれぞれNGFRプロモーターCreトランスジェニックマウスと交配させており、間葉系細胞でbeta-catenin機能が活性化されるマウスとノックアウトされるマウスを作成している。
|