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デュシャンヌ型筋ジストロフィーの新たな治療薬の開発~血管機能の解析を踏まえて

研究課題

研究課題/領域番号 19659273
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関崇城大学

研究代表者

伊藤 薫  崇城大学, 薬学部, 助教 (10425332)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2008年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード筋ジストロフィー / 血管機能障害 / DNA マウス / mdx マウス / utrophin-dystrophin double knockout マウス
研究概要

本研究の目的はデュシャンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の病態に血管機能障害が関与する機序を明らかにし、血管機能の改善を図ることによりDMDの新たな治療法を開発することである。
平成21年度は、前年度に行ったモデルマウスと野生型マウスの大動脈における遺伝子発現に関する比較検討の結果を解析した。モデル動物であるmdxマウスの大動脈では、一酸化窒素(NO)の代謝や血管の収縮に関わる経路が、野生型の2倍を超える発現量を示すことが見いだされた。そこで、まずNOの機能不全により発生する活性酸素を抑えるため、田辺三菱製薬から供与を受けたフリーラジカルスカベンジャーであるエダラボンをmdxマウスに投与した。しかしこれに関しては、これまでのところ投与による効果は認められていない。次いで旭化成ファーマから供与を受けた血管拡張作用を持つ塩酸ファスジルをmdxマウスに投与した。現在その結果を解析中であるが、筋崩壊の指標となる血清クレアチンキナーゼの値が低下傾向を示している。これについてはマウスの数を増やす、筋の病理像を比較するなどして今後さらに解析を進める予定である。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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