研究課題/領域番号 |
19659318
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
三浦 康 東北大学, 病院, 講師 (40282074)
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研究分担者 |
小林 照忠 東北大学, 病院, 助教 (30312143)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2008年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 消化器癌 / 大腸癌 / 幹細胞 / トランスポーター / 標的治療 / ABCトランスポーター |
研究概要 |
1. 消化器癌における癌幹細胞の存在を調べる。研究室が保有する大腸癌細胞株を用いて、それらにSP細胞が含まれるかどうかの解析を進めてきた。その中で、大腸癌細胞株の解析において、DLD-1, HCT-8, SW948などでSP細胞が同定できることを確認してきた。 2. 癌幹細胞及び分化した癌細胞におけるABCトランスポーター遺伝子の発現パターンを解析する。SP細胞群に癌幹細胞が多く含まれる可能性が示され、SP細胞群とnon-SP細胞群における全ABCトランスポーター遺伝子の発現を、TaqManリアルタイム定量RT-PCR法にて調べ、ATP-binding cassette transporter(ABCトランスポーター)ファミリーの中の数種類、特にABCG2が高発現していた。 3. Solute Carrier(SLC)の発現についても解析を行った。 4. トランスポーターが癌幹細胞の薬剤耐性の要因となっているかを検討する。SP細胞群とnon-SP細胞群での発現に差が認められるトランスポーターをピックアップし、そのトランスポーターによって輸送される抗癌剤を用いて細胞増殖抑制試験を行った。 5. SP分画形成に関与するABCトランスポーターを明らかにする。 ABCG2が、Hochst33342を輸送するトランスポーターである可能性が示され、SP細胞群とnon-SP細胞群で発現に差が認められるトランスポーターの可能性が示された。完全長cDNAを発現ベクターに組み込み、トランスフェクタントを作製、それを用いて、Hochst33342の輸送実験へと進めた。
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