研究課題/領域番号 |
19659386
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
片桐 岳信 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80245802)
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研究分担者 |
福田 亨 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (20301492)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2008年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 生理活性 / 蛋白質 / 生体成分 / 細胞・組織 / 骨形成 / 骨芽細胞 / 血液 / 骨代謝 / 血流 / 骨誘導因子 / 生体分子 |
研究概要 |
本研究では、骨吸収と骨形成の共役が血流中の生理活性物質を介するものと想定し、その解明を目的とした。我々は、強力な骨形成促進活性を有するBone Morphogenetic Prot in(BMP)が血中に存在することを見出しており、骨代謝の共役因子はBMPである可能性を考えた。 この仮説を検証するため、本研究ではヒトBMP-4トランスジェニックマウスの作製を試みた。組織特異的な発現制御を可能にするため、通常状態ではCAGプロモータの制御下でEGFPを発現し、その下流にLoxP配列で挟んだBMP-4遺伝子を組み込んだベクターを構築した。これをマウス受精卵にインジェクトし、EGFPの発現を指標として複数のラインを樹立した。これらのマウスをCre DNAリコンビナーゼ発現マウスと交配させたところ、Creの発現組織と一致してBMP-4の発現誘導が確認された。従って、これらのマウスはBMPによる骨形成をin vivoで解析するための有用なツールとなる。
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