研究課題/領域番号 |
19659476
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
上原 亜希子 東北大, 歯学研究科(研究院), 助教 (00431510)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2008年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | ANCA / 自己免疫疾患 / Wegener肉芽腫症 / TLR系分子 / NOD系分子 / 自然免疫応答 |
研究概要 |
1.ANCAによる上皮細胞プライミング作用 自己抗体ANCAで各種上皮細胞(口腔・肝臓・腎臓)をプライミングした後、各種Toll-1ike receptor(TLR)系ならびにNOD系合成リガンドで刺激すると、高レベルの炎症性サイトカイン(IL-8,IL-6,MCP-1など)産生増強作用が認められた。また、口腔上皮の初代培養計でも同様のプラミング作用が得られた。 2、ANCAによるマクロファージ系細胞プライミング作用 ヒト末梢血単核球(PBMC)およびヒト単球系THP-1細胞でANCAと各種TLR系ならびにDOD系リガンド刺激により非常に強い相乗的な炎症性サイトカイン産生増強作用が認められた。同活性化作用がプロテアーゼ活性化受容体(protease-activated receptor;PAR-2)および転写因子NF-kBを介することを証明した。 3.Wegener肉芽腫症患者血清を用した検証 代表的なcANCA関連疾患であるWegener肉芽腫症患者血清を供試したところ、抗PR3抗体と同様のプライミング作用および相乗作用が認められた。また、Wegener肉芽腫症患者由来の末梢血単核球を供試して、各種TLR系およびNOD系リガンド刺激に対する応答性を検討したところ、健常人の末梢血単球に比べて非常に強い応答性が認められた。
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