研究課題
挑戦的萌芽研究
膜結合性ペプチダーゼ【neutral endopeptidase(NEP;EC 3.4.24.11;CD10)、aminopeptidase N(APN;EC3.4.11.2;CD13)、またNEPと同様のメタロプロテアーゼであるendothelin converting enzyme 1(ECE-1)の4つのアイソフォームとADAMS9,10,17のmRNAの口腔粘膜における発現の検証をリアルタイムPCR法で行った。前述の酵素のうち、APN以外の酵素は口腔粘膜上皮においてmRNAの発現が認められた。またそれぞれの酵素が、口腔または全身のどのような要因と関連しているかを検証するため口腔粘膜は九州歯科大学附属病院の患者を含め、様々な年齢の対象者から採取され、比較検討が行われたが、平成21年度までの段階では、歯周病患者と健常者におけるNEPのmRNAの発現量など口腔疾患におけるそれぞれの酵素の発現の違い、または年齢、性差による発現の違いなど明確な結果は得られていない。本研究は、口腔粘膜に発現するエンドペプチダーゼの抗炎症マーカーとしての有用性をパイロット研究として検証するため行われてきたが、これら酵素の口腔粘膜における役割を解明することは口腔疾患の病態を解明する上でも非常に重要であると考えており、今後も引き続き上記テーマに関しでは詳細な検証を行っていく予定である。
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