研究課題/領域番号 |
19659561
|
研究種目 |
萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
石井 範子 秋田大学, 医学部, 教授 (10222944)
|
研究分担者 |
佐々木 真紀子 秋田大学, 医学部, 教授 (40289765)
長谷部 真木子 秋田大学, 医学部, 准教授 (60241676)
工藤 由紀子 秋田大学, 医学部, 助教 (20323157)
小稗 文子 秋田大学, 医学部, 助教 (80375245)
杉山 令子 秋田大学, 医学部, 助教 (80312718)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2008年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 在宅癌患者 / 抗癌剤 / 曝露防護 / 看護職 / 家族 / 訪問看護 / 外来癌化学療法 / 指導マニュアル(案) / 外来化学療法 |
研究概要 |
1. 「抗がん剤曝露を防止するための者・家族への指導マニュアル(案)」の作成 (1)抗がん剤の特徴と人への有害な健康影響、(2)抗がん剤による患者以外の人々への影響を防止する方法(排泄物・汚染リネンの取り扱い、抗がん剤持続注入時の注意等)からなる指導マニュアル(案)を作成した. 2. 「抗がん剤曝露を防止するための者・家族への指導マニュアル(案)」の看護師の評価と導入の意向調査 指導マニュアル(案)と、マニュアル(案)の評価および導入の意向に関する調査票を、前年度の調査で本調査に協力の意志表示をしてくれた全国の病院の外来化学療法部門看護師422名、訪問看護ステーションの看護師256名に送付した. 3. 調査の結果の集計および分析, 「指導マニュアル案(案)」の修正 病院の看護師279名(回収率66.1%)と、訪問看護ステーションの看護師137名(回収率53.5%)から回答があった. 指導マニュアル(案)の内容については、病院看護師も訪問看護師も、すべての項目について9割以上が参考になるものと評価し、導入したいとの意向を示していた. しかし、用語の難しさ、防止策の根拠、表現等についての疑問や意見が寄せられた. また、近年増加傾向にある抗癌剤持続注入における帰宅後のトラブルが予想外に多いことが明らかとなり、さらに緻密な防止策を構築する必要性が示唆された. 調査の回答に寄せられた意見や疑問を踏まえて、「指導マニュアル案(案)」を修正した.
|